「仕事疲れたわ〜。てかもうイヤ。。。せめて昼休みくらい誰に気を遣うこともなく、ゆっくり自分の時間を過ごしたい」って思って短い昼休みの時間に、公園のベンチでご飯を食べながらこの記事を見てますか?
きっと「何とか現状変えたい!」って気持ちで、あれこれググったんじゃないでしょうか?
もしくは「自分の会社頭おかしいと思うわ。そうだろ?」ってことを確かめたくて、あれこれ調べてるとか。
その感じ、わかります。
数年前までのぼくもず〜〜っと、そんな感じでしたから。
納得いかない仕事を続けながら、何回も何回もそんな昼休みを過ごしてきました。
青空はすっごく気持ちいいんですけどね。自分の現状が、全く気持ち良くない。。。
その辛さ、わかります。
「もう働くの限界〜」ってなりますよね、会社がひどいと。
だからぼくは転職しまくりました!
自分が納得のいかないことに黙って従うタイプでは全然なかったので、本当にかなり転職を繰り返してきました。
だけどそれにしても、、、頭おかしい会社多すぎwwwwww
ぼくは19歳から飲食店でアルバイトを始め、15年間接客業に携わりまして、その後就職してからの転職回数は、、、5回!
この様子についてはプロフィールに詳しく書いてますので、気になる方はこちらも見てみて下さい↓↓↓
そんな転職経験豊富な(笑)ぼくの実体験をふんだんに盛り込んだこの記事の内容はこんな感じ↓↓↓
- ぼくが実際に経験した「頭おかしい会社の特徴」
- 労働時間・残業時間についての法律の確認
- 頭おかしい会社から卒業する超具体的な方法
この記事に辿り着いたあなたは、本当は行くのも嫌な会社で毎日毎日、我慢して我慢して、、、きっとめちゃくちゃ頑張ってきましたよね。
だけどもう限界(汗)
この記事はそんなあなたのために書きました。
自分が壊れるまで頑張らなくて、いいんですよ。
だけどどうにも踏み切れないところがあって、この記事に辿り着いた。
一緒に確かめましょう、あなたの考えがおかしくないってことを(^o^)/
この記事を読んだら「あっ、会社辞めてもいいんだな」って、きっと自信を持って思ってもらえるようになるはずですから。
【結論】頭おかしい会社で消耗する必要なんてない!
ぶっちゃけ今のあなたの素直な気持ちは、、
- 自分の会社、マジ頭おかしいわ
- もうヤダ
- できることなら辞めたい
ではないでしょうか?
もしそうなら、自分の心の声に素直になっていいと思います。
変に我慢なんてする必要なんてない。
こんなことを思ってるってことは、色々と考えた結果でしょうからね。
もう答えは出てるはずなんです。
だけど、、
- まだこのくらいのことなら、頭おかしい会社とは言えないのかな?
- どこの会社にでもある普通のことなのかな?
- 耐えられない自分がダメ?一般的に見たら情けないことなのかな?
とか考えてません?
ぶっちゃけそんなことはどうでもいいんです。
客観的に見たらどうかとか、そんなこと気にしないでいいんです。
一番重要なのは、
自分がどう思い、どうしたいのか
だし、何よりも大事なのは、、、
客観的事実じゃなくて、あなたの気持ち!
なんですから。
変に我慢したり「石の上にも3年」をする必要なんかないです。
イヤなら辞めちゃっていい。
だけどそうは言われても、、、
- 「自分の状況、一般的に見たらどうなのかな?」
- 「自分の考えって妥当かな?それともただのワガママなのかな?」
という気持ちもきっとありますよね。
わかります。
もしくは「あれこれ気になる点や疑問・心配なことがある」のでしょうか?
OK!
それじゃあ順を追って見ていきましょうか。
次の章で、ぼくが経験した「頭おかしい会社で実際にあったこと」を書いていきます。
実際の経験にもとづいた「頭おかしい会社の特徴」と言ってもいいでしょう。
これらの中にあなたの現状と同じようなものが1つでもあったら、残念ながらあなたの会社も完全に頭おかしい会社のはずですw
そんなとこで我慢し続ける必要なんて、1mmもありません!
頭おかしい会社の特徴5つ〜こんなん出ましたけど〜
ぼくが実際に経験したのがこちら↓↓↓
- 納得のいかないことがある
- 嘘・おおげさ・まぎらわしい誇大求人広告
- 法律の抜け穴をかいくぐったような、わかりづらい契約
- 拘束時間の嘘
- サービス残業(労働時間の虚偽申請)
これがThe・頭おかしい会社(=ブラック企業)の特徴です!
マジ勘弁ですよね(汗)
<メモ:これまでにぼくが経験した会社>
※前置きとして、ぼくが経験した会社(業種)と所感を共有します。
【超絶ブラックだと感じた】
- 居酒屋、飲食店(正社員)
→ホール接客・調理・店舗管理 - 引越し屋(正社員)
→引越し見積もり営業・現場作業 - お惣菜屋(正社員)
→接客・調理・販売・店舗管理
【労働時間の管理などはホワイトかつ嘘はなかったけど、どうしても納得のいかないことがあった】
- パチンコ屋(アルバイト)
→ホール - TV局 報道系(派遣社員)
→カメラアシスタント - コールセンター(派遣社員)
※上記はあくまでも「ぼくが経験した会社」についての業種と素直な所感。決して「これらの業種は全部ブラックだよ、頭おかしいよ」と言ってるわけではないですからね(^o^)
それぞれについて、詳しく見ていきます。
納得のいかないことがある
どうしても納得のいかないことがあるなら、あなたにとってその会社は「頭おかしい会社」です。
確かに、ある程度の我慢は必要かもしれませんよ。
ですがどうしても納得できないことがあるのなら、あなたがそこにいる必要はありません。
ちなみにぼくは、こんな納得のいかないことがありました↓↓↓
- 腰を壊すのが当たり前の風潮(某パチンコ屋)
- 意味もなく怒られる感じ(某TV局のカメラアシスタント)
- 「みなさんが大丈夫なら、あなたも大丈夫なはずです。でも大丈夫じゃないと言うのなら、これ以上どうしようもありません。」(某コールセンター)
- 「とにかく上司の言うこと聞け!」というパワハラ(某惣菜屋)
- 「あなたが休むんですか?奥さんの方が仕事を休んだ方がいいんじゃないの?」といういまだに昭和の悪い面全開のモラハラ(某惣菜屋)
中にはやる気を試したり、この先も働いていける強さがあるのかを図る目的で言ってる場合もあるのかもしれませんが、、、
ぼく的にはこれら全部「頭おかしいわ、やってられんw」と思い、転職しました。
こんなこと付き合いきれませんし、付き合いたくもない(汗)
自分の大切な心・身体・時間を無駄に消耗するだけなんて、我慢なりませんもん!
嘘・おおげさ・まぎらわしい誇大求人広告
これは某引越し屋での話なんですが、、
事実と違う労働条件で求人&面接されたことがあります(笑)
実際働いたら、言われたことと全く違う(汗)
面接では「仕事内容はお客様のお宅に行って、見積もり取るだけの営業。他の部署に行くことはないよ」と説明されたのに、「見積もり営業にも必要な知識が得られるから、1週間くらいあっちの部署に行って、実際の引越し作業の業務を経験してみて。」
それはぼくも納得しましたので、受け入れましたよ。
正直こういうのはよくある話ですし、本当に知った方が営業にも生きると思いましたし。
ですが1ヶ月、3ヶ月、半年経っても、、、結局ずっとやらされるwwwwww
しかも新人のぼくだけじゃなく、他の同僚・先輩たちまでもそんな状況。
それって新人の教育のためじゃなくて、単に人足りないからそっちに人回して、会社の仕事を回してるだけの話なのが見え見え。
話違うやんwwwwww
体力勝負の業務はやりたくないから営業の募集で面接受けて確認もちゃんとして、大丈夫そうかなと思ったから入社したのにこの結果(汗)
いやわかりますよ、同じ会社だし、困ってる部署があればそっちを助けるという考え方もわかる。
わかるけど、、でもこれって、、、都合よく使われてるだけだよねって。
上司としては「給料なきゃ生活できないだろうから、これくらいのことで辞めはしないだろうし、そもそもこんなことはどこの会社でも普通にあることだし。」くらいに思ってたんでしょうね。
現にこの体制で先輩方は働いてらっしゃったので。
ぼくはソッコー辞めました。
全然納得いかない状況が続きまくったので(笑)
こんなの頭おかしいって(汗)
ぼくはこんなことが普通のこととしてまかり通ってしまうような社会が存在することが超絶嫌なので、抗議の意味も含めてすぐに辞めました。
また別の某居酒屋(ホール接客・調理・店舗管理)では、、、
労働時間のウソをつかれました!
しかも面接のしょっぱなからヌケヌケとwwwwww
話では実働8時間。
でも実際働いたら14時間越え。(心の声:「ざけんじゃねー!!」)
また他の某飲食店では、実際に現場で働く平社員の人間と、面接官でもある上司との認識の違いがありまくりで、、、(実際はとぼけてるだけかもですが。。。)
「9時間拘束」と求人しているにもかかわらず、実際は「11時間拘束」
人を馬鹿にしすぎでしょwwwwww
法律の抜け穴をかいくぐったような、わかりづらい契約
これだけは友人から聞いた話なんですが、働き始めるときに交わした契約書の内容が、後々見てみたらちょっと話と違う部分があったようでして。
いや、もちろん知らない・気付かない方だって悪いんです。
勉強してない&注意が足りないから、騙されちゃうんで。
ガチで一字一句ちゃんと読まずになんとなく流し見して、契約書に名前書いて、ハンコ押しちゃう方も悪いですよ。
だけど、正直騙された本人からしたら、、、残るのは「怒り・憎しみ・悲しみ」
世の中のほとんどの人は契約書に弱いし、難しい言葉を使っていたり、そもそも長文すぎて、、、そこに書かれていることをその場で瞬時に厳密に理解できる人間は、そう多くはないでしょう。
でもブラックな会社って、それをわかってやってる。
そういうところを突いてくる。
で、何かあったら「契約書に書いてあったんですけど。ハンコ押したよね?」なんてのは、、、相手の気持ち・立場なんて何も考えてない。
わかってます。
騙される方が悪いんです。
そもそも「知らない」こと自体に問題がありますし。
だけど、、、
それが人を雇う立場の人間のすることでしょうか?
そんな方法で自分の身を守ったり、会社の利益をあげようとするなんてのは、卑劣極まりないくだらない行為です。
詐欺グループの手口となんら変わりないじゃん。
そんな手法を使ってくる会社は「クソ」でございます。
我慢してそんなとこにいる必要なし!
拘束時間の嘘
これは前述した「9時間拘束」のはずが実際は「11時間拘束」だった某飲食店の話。
出勤初日に、こう言われました↓↓↓
『うちは拘束時間11時間だけど、2時間は休みだから実働9時間です。確かに2時間空くけど、その時間は自由にしてていいんだから、問題ないでしょ?』
いやいや、問題大アリ(汗)
こんなことを恥ずかし気もなく平気でヌケヌケと言えちゃう感覚もありえないし、そもそも求人広告&面接で聞いた「9時間拘束」の説明と話が違うって。
単純に嘘いてたってことじゃん。
それって企業として大問題。
昼に2時間も休憩あるなんて話、求人広告でも面接でも聞いてないって(激汗)
聞いてた内容は「基本9時間拘束で実働8時間」
ただただ時間の無駄だなって、出勤3分くらいで思いました。
こんな嘘がずっと続く会社なんだろうなと思い、この会社だけは初日で辞めました。
「他人の大切な時間を奪っている」という感覚がない人たち・会社となんて、一緒にやっていけません。
この先こんな風に無駄に時間を奪われちゃうことがカンタンに想像つきますし、そもそも社会人・会社として程度・レベルが低すぎます。
ぼくらはお金を稼ぐために会社に行くのであって、大切な自分の時間を無駄に捧げに行きたいワケじゃあない。
こんな会社、絶対ありえない。
無理。
頭おかしい(汗)
サービス残業(労働時間の虚偽申請)
あなたは残業をしても働いた労働時間を実際より短く報告したり、実際とは違う時間数で報告させられたりしてませんか?
これはお惣菜屋さんであった話なんですが、、、
「うちの職場はみんな30分〜1時間早く出勤してるけど、誰も勤怠時間はつけてません。早く帰りたいから、そうしてます。お金はいりません。」とか。
あなたの職場でこういうサービス残業、ありますか?
また他の居酒屋の話で、仕事終わりの時間が0:00のシフトだけど、結局終わったのは0:30
こういう日がザラにあったんですけど、ある日は店長から「今日は売上それなりにあるので、0:30で勤怠つけましょう。」
でもまた別のある日は「今日は売上悪いので、すみませんが0:00で勤怠つけて下さい。」
こんなことは、ぼくの経験した居酒屋・飲食店ではどこでも日常的に当たり前のようにありました。
そこで働いてる人たちは「まぁしょうがないよね」「こんなの当たり前だよ」って感じですが、、、冷静に考えたら、こんなのおかしいんですよ(汗)
ぼくはこういうことを受け入れるのは、無理。
だからもれなく退職しましたもん。
さて、ここまでがぼくが実際に経験してきたことです。
これらのどれかに該当するものがあなたの会社でもあるのなら、、、あなたの会社は頭おかしい会社決定です。
最悪なブラック企業!
そんなとこで我慢して働く必要なんて、やっぱりありませんよ。
労働に関するルールを確認しよう!~その常識、間違ってるかも??~
労働時間・残業時間について!
ここで一度、労働基準法という法律で決められている労働時間や残業時間について確認してみましょう。
これ、当たり前のようで実は奥が深いですし、面白い発見がきっとあります。
この章を読むと、
「自分の会社での普通」
「自分の会社では当たり前のようにみんなやってること」
これらが「実はめちゃくちゃおかしいことだった!」と気付けるかもしれません。
見ていきましょう。
労働時間の上限と残業時間の定義
労働基準法によると、労働時間の上限は本来、、、
1日8時間。
実働で8時間!
なんです。
厚生労働省に寄せられた「勤務時間の上限は法律で決まっていますか。」という質問に対してのこの回答を見て下さい↓↓↓
原則は労働基準法第32条で1週間40時間、1日8時間と決まっています。また、一定の条件を満たした場合には1ヶ月を平均して1週40時間にする制度(1ヶ月単位の変形労働制)や1年の労働時間を平均して1週40時間にする制度(1年単位の変形労働制)があり、これを超える労働を法定時間外労働と言い、いわゆる残業ということになります。
質問:勤務時間の上限は法律で決まっていますか。(厚生労働省)
なお、法定時間外労働については、時間外労働に関する限度基準という告示があります。
このように、、、
勤務時間の上限は1日8時間、1週間で40時間
てことが、法律で決まってるんです。
また労働時間について、こんな明記もあります↓↓↓
使用者は、原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけません。
「法定の労働時間、休憩、休日」(厚生労働省)
なので上限というより、、
させてはいけない!
というものなのです。原則。
で、最初に引用した文章に、、
1日8時間、もしくは週に40時間を超える労働は『残業』である
と、はっきり書いてあります。
会社から提示された時間以上に働くことが残業ではないんです。
1日8時間、もしくは週に40時間を超える労働が残業なんだそうです。
これ、知ってました?
ぼくは正直、こうやって自分で調べるまで知らなかったです(汗)
残業をさせるためには「36協定の締結」が必要
そもそも従業員に残業させるためには、、、
36(サブロク)協定の締結が必要!
36協定を従業員との間で締結し、労働基準監督署長へ届け出ることによって、従業員に残業(1日8時間、もしくは週に40時間を超える労働)をさせることが可能になります。
これが会社が従業員の残業を可能にするために必要な36協定(時間外・休日労働に関する協定届)の基本です。
上記の参考のページ、見ました?
この内容、把握してました?
さらに「時間外労働の限度に関する基準(全体版)(厚生労働省)」にある「時間外労働の限度に関する基準」のPDFに、こう書いてあります↓↓↓
時間外労働・休日労働は必要最小限にとどめられるべきもの
時間外労働の限度に関する基準(厚生労働省)
しかし、労働基準法第36条は、時間外労働・休日労働を無制限に認める趣旨ではなく、時間外労働・休日労働は必要最小限にとどめられるべきものであり、労使がこのことを十分意識した上で36協定を締結する必要があります。
つまり、、、
「残業は必要最小限にしなさい!」って、明確に書かれてます!
「無制限にいくらでも残業させてOK!」なんてものじゃないんですよ。
またもし36協定なしであなたに残業(1日8時間、もしくは週に40時間を超える労働)させてるとしたら、会社は法律に違反してますよ。。。
残業時間の上限
それと残業は何時間でもさせていいものではなく、労働時間と同様に上限が決まってます。
「残業した分、お金を払えば問題ないでしょ!」というものでは、ないのです。
残業時間の限度はけっこう細かく決まっていて、「年間何時間まで」「1ヶ月何時間まで」「1週間何時間まで」と決まっています。
場合によっても変わるのですが、一般の労働者の場合は結論、、、
年間最大で合計360時間
なんです。
表にするとこんな感じ↓↓↓
期間 | 限度時間 |
---|---|
1週間 | 15時間 |
2週間 | 27時間 |
4週間 | 43時間 |
1か月 | 45時間 |
2か月 | 81時間 |
3か月 | 120時間 |
1年間 | 360時間 |
けっこう細かいですし、単純な比例計算じゃあないんです。
なので実際の残業時間・残業する頻度などによっても変わりますが、たとえば、、、
- 1年=52週間
- 出勤する日は毎日同じ時間数の残業をする
と仮定した場合、残業時間の上限って、、、
労働期間 | 残業時間の上限 |
---|---|
1週間 | 6.92時間 |
1日(週5日勤務) | 1.38時間 |
1日(週6日勤務) | 1.15時間 |
たかだかこんなもんなんです。
言い換えると毎日同じ時間数残業する場合、これらの時間を超えると年間の残業時間が360時間以上になってしまうので、アウトなんです。
ちなみにこれを踏まえて残業時間も考慮した1日の労働時間って、だいたい、、、
8時間〜9.3時間
こんなもんなんですって。
ご自分の現状と照らし合わせると、どうでしょうか?
守られていそうですか?
※残業時間の上限適用の例外はなくなりました!
上記で紹介してきた『時間外労働の限度に関する基準(厚生労働省)』の中に、、
残業時間(延長時間)の上限が適用されない業種もあるとの記述があるのですが、これがなくなりました!
新しい法令の施行が開始され、これらの事業にも残業時間の上限が適用されるようになりました!
残業時間の限界突破!【特別条項付き協定】
ただし、36協定の「特別条項付き協定」も結べば、、、
残業時間の限界を突破できます!
つまり、、、年間360時間を超えての残業も可能になります。
ですが、、、「特別条項付き協定を結べば、いくらでも青天井に何時間でも残業できる」というのは、間違った認識です。
理由は、厚生労働省のこの文章↓↓↓
特別条項付き協定
臨時的に限度時間を超えて時間外労働を行わなければならない特別の事情が予想される場合に、以下の例のような特別条項付き協定を結べば、限度時間を超える時間を延長時間とすることができます。
特別条項付き協定の例及び要件は以下のとおりになります。(例)「一定期間における延長時間は、1ヶ月45時間、1年360時間とする。ただし、通常の生産量を大幅に超える受注が集中し、特に納期がひっ迫したときは、労使の協議を経て、6回を限度として1ヶ月60時間まで、1年420時間までこれを延長することができる。なお、延長時間が1ヶ月45時間を超えた場合の割増賃金率は30%、1年360時間を超えた場合の割増賃金率は35%とする。」
「時間外労働の限度に関する基準」(厚生労働省)
つまりこの特別条項付き協定は、「特別の事情」の時にだけ適用されるものなんです。
しかも、
1ヶ月45時間を超えた残業代は30%、1年360時間を超えた残業代は35%割増になるんですって!
こんなの知らなかったよ。。。
そもそもこんな取り決め、見たこともないし知らなかったし、、、こんな風に賃金上乗せでもらったことなんか、一度もありません。(居酒屋のバイトで22時以降、時給が200円アップみたいなのはあったけど、明らかにそれとは別物ですもんね。)
また「特別の事情」ってのは、具体的にはこんな感じ↓↓↓
これ読んでどう思います?
どう考えても、『日常的に長時間労働残業OKですよ!』てなものじゃないですよね?これ。
仕事が終わんないから残業させていいってものじゃ、、、ないんです!!
それは明らかにダメって書いてあります↓↓↓
<臨時的と認められないもの>
- (特に事由を限定せず)業務の都合上必要なとき
- (特に事由を限定せず)業務上やむを得ないとき
- (特に事由を限定せず)業務繁忙なとき
- 使用者が必要と認めるとき
- 年間を通じて適用されることが明らかな事由
ただいずれにしても、36協定はそもそも、、、
残業時間の上限や条件を決め、労働者を守るためのもの!
この特別条項付き協定を結んでいれば、残業時間年間360時間超えた420時間までバンバン日常的に残業させていいってものではないのです。
だからもし会社が「36協定で特別条項付き協定を結んでるんだから、店が忙しいときはバンバン残業してね!」みたいなことを言ってるのなら、、、それは頭おかしい会社です。
働いてるお店が忙しいとき、あなたはこう思ってませんか?↓↓↓
「今日は店が忙しいからしょうがねいよね。残業しないと片付かないし、みんな帰れなくなるからみんなで協力して残業して終わらせよう!」
でもこれって、そんなあなたの優しさに漬け込んで日常的に都合よく残業させてるだけなんですよ。
法律に、違反して。
あなたの会社の労働時間・残業時間の現状、どうなってます?
ここまで読んでどうでしょう?
労働時間・残業時間には前章で触れたような決まりがあるんですが、現状どうですか?
ぶっちゃけ完全になんて、守られてなくね?
もしあなたの会社がこれらのことをし〜〜〜っかり守ってくれるような企業だったら、おそらくあなたがGoogle検索やパソジユからこの記事に辿り着いてるはずはないんですよ。
で、さらに困った現状が、、、
たとえ会社に何かの違反があったとしても、大きな問題が起きない限り、労働基準局の監査が入ることもなければ、日常的な取り締まり・監督があるわけでもない。
てか労働基準局に相談しても、しっかりした物証などがない限り「会社とよく相談して下さい」とか「法律的には問題なさそうですね」とか言われて終わりな場合がほとんどでしょう。
「物証がない?それだと対応できません。」
みたいに言われましたよ、ぼくが電話したときは。
労働基準法という法律には、労働時間・残業時間についての明確なルールが示されています。
でもそれが実際に会社・社会で守られているとは、限らない。
ここが大問題なんですよね(汗)
実際労働者が泣き寝入りで終わるような状態が、常態化してしまっているんです。
その証拠にぼくが働いた飲食店は、もれなく全店こんな感じでしたよ↓↓↓
- 11時間12時間勤務なんて当たり前でしょ
- 飲食(関係の会社)なんだから、これくらいのことはしょうがないよ
- なんの疑問も文句もなく、それが普通だという理解
- お金稼げるから、別にいいや
働くほぼ全員がこういう感覚。平社員から部長クラスまで。
とある飲食店の面接では、こんなことを言われました↓↓↓
『前の会社は14時間労働だったの?それはありえないよ。大変だったね。
大丈夫!うちは11時間、遅くとも12時間くらいだから。
8時間を超えた分はもちろん残業代しっかり出るし!
確かに長時間労働だけど、逆にいっぱい稼げていいでしょ?』
労働基準法の労働時間・残業についての内容をもとに判断すれば、こんなこと言っちゃうのは、かなり頭おかしい感覚だというのがわかります。
そもそも残業時間の限界を突破していいのは、特別な事情があるときだけ。
「業務の都合上必要なとき」というのは、特別な事情に入らないんですから「日常的に」という時点でアウト(激汗)
「日常的に11時間12時間労働」なんて、、、もはや空いた口が塞がらない呆れた状態。。。
だからこんなことを平気で恥ずかしげもなく言っちゃうような人間は、多分厚生労働省の36協定の資料も読んでないし理解もしてないのでしょう。完全に感覚バグってマスwwwwww
もしくはちゃんと知ってるんだけど、36協定を自分たちの都合のいいように解釈してそれをぼくたちに押し付けてたり、そもそも法律違反な働かせ方をしてても労働基準局からの指導もお咎めもないから、そのままやり続けているだけなのでしょう。
あなたは毎日会社に言われるままに一生懸命働いて働いて、そんなこと普通だって感覚でここまでやってきてってのが、目に浮かびます。
だけどそれって法律違反の超絶ブラックな状態なんですよwwwwww
でも、これが社会の中で常態化してるのも現状。
もう狂ってるとしか思えません。
このように労働時間・残業時間についての明確な法律があろうがなかろうが、厚生労働省が言ってようがいまいが、、、
ルール守られていない会社が【たくさんありまくる】のが現状!
このことを上司に質問すれば、、、
「労働基準法なんていちいち守ってたら、会社成り立たなくなっちゃうよ〜」
という答えが返ってきましたよ。どこの会社とは言いませんが。
これが実態。
「頭おかしい会社の特徴5つ~こんなん出ましたけど~」の章に書いたことが当たり前のように日常的に起きちゃってる会社がごまんとあるのが、現在の日本社会の実態です。
悲しいけどこれ、現実なのよね。
それとぼくの意見だけじゃなく、客観的な事実として労働局による監査結果も一度見てみるといいと思います↓↓↓
<参考資料・労働局による監査結果>
また、ブラック企業の割合的な記事も紹介しておきます↓↓↓
<参考資料・ブラック企業の割合>
ひろゆきさんの切り抜き動画も色々参考になったり、勇気もらえるかと↓↓↓
<参考資料・ひろゆきさんの切り抜き動画>
法律守るなんて、ごく当たり前のことじゃないの?
だけどそれが守られてない。
あなたはこれからどうします?
このままでいいの?
頭おかしい会社に搾取され続ける弱者のままで、本当にいいの?
ここまで見てきたように、しっかりとした労働基準法という法律があり、なおかつ国の省庁である厚生労働省から発信されているにもかかわらず、本当に守っている会社はほんのひと握り。
もちろん、ちゃんとしてる会社はちゃんとしてるでしょう。
ただ多くの会社で、この法律が守られていないという状況であることはわかって頂けたと思います。
つまり法律が「100%機能してます!」とは、言えない状況になってるってこと。
てことはもはや、、、
自分の身は、自分でしっかり守らないといけないってこと!
そうですよね?
ですがあなたはもしかして、ここまでこの記事を読み進めてくれた今でも、、、
我慢は必要なこと・みんなやってる普通のこと
と、思ってますか?
では1つ聞きます。
頭おかしい会社が無くならない原因は、何だと思いますか?
これらについて、一緒に考えてみましょう。
我慢は必要・普通なことだと思ってる?
イヤなことあっても我慢するのが普通とか思ってませんか?
確かにある程度は必要だと思いますが、ある程度以上は必要ありません。
自分が明確に「納得いかない」なら、それはもう我慢の限界を超えてます。
「我慢は美徳」なんて意味のないことは、もうやめましょう。
こんなの日本社会にいまだによくありがちな、古びた悪い考え方です。
ありがちだからこそ、気付けない。
ありがちだからこそ、普通のことと認識されてしまっている。
でもぼくははっきり言いますよ。
このマインドこそ、頭おかしい会社をのさばらせる原因です!
自分のためにならない使えない考え方なんて、もう捨てちゃいましょう!
考え方をアップデートして、自分の人生を良い方向に変えていきましょうよ!
「石の上にも3年」なんて必要ないんです。
自分が積極的に頑張りたいと「心から」思えるなら、じっと3年頑張るのはもちろんありだと思います。
でも「納得いかない」「もう無理」と思ってるなら、3年も座ってる必要はない。
行動しましょう!
苦しい我慢なんて1mmも意味ないですし、幸せになんか到底なれません。
そんなマインドなんて捨てて、声をあげて行動しましょう!
自分が幸せになるために(^o^)
頭おかしい会社が無くならない原因【我慢と諦め】
多くの人は会社で「これ、絶対おかしいよなぁ」と思うようなことがあっても、「生活のため・家族のため」に、いろんなことを我慢する。
「法律的に見ても、やっぱりおかしいなぁ」と思うことがあったとしても、「お金稼ぐんだから、これくらいのことは仕方ない」「言っても始まらないしなぁ」みたいに我慢(泣き寝入り)する。
しかもこれがとある1つの会社に限った話ではなく、日本のどこの会社にでもあるごく普通の当たり前のことになってる。
友達に聞いてみても「うちの会社も同じだよ〜」みたいな。
実際に転職してみても、やっぱり同じようなことがあるし。
だから多くの人たちは、もはや無意識レベルで諦めてるのでしょう。
本心では「ヤダなぁ」「どう考えてもおかしいなぁ」とわかっていたとしても、我慢して諦めてサービス残業も当たり前のようにやっちゃったり。
だってそうしないとお金稼げませんもんね、いちいち文句言ってたのでは。
ブラック企業の割合が7割なのでは、どこに行っても同じような状況の可能性が高いだろうし。
だから何があっても、たとえ会社の現状が法律違反になっていたとしても、我慢して働いてる方がほとんど。
いちいち転職してたら履歴書も汚れますし、いつまでもお金稼げませんもんね。
確かにそれはそう。
だけどそれって、、
こちらの弱み・足元を見られていいようにされてる証拠だとも、思いませんか?
生活と家族を人質にして、お金は出すけど労働基準法は守らない。
「それだけのお金をもらえるなら!」と、会社が労働基準法を遵守してなくても働く人がいっぱいいる。
労働者である私たちは、目の前の「お金と労働環境」の天秤をはっきり見たとしても、ほとんどの人が「我慢してお金を取る」方に傾く。
そしてそんな生活と家族を人質に取られた大多数の我慢の結果、非常に残念ではありますが、、、
頭のおかしい会社やブラック企業がいつまでもなくなることなく、のうのうと存在できてしまっているのです!
たとえば、こういう考えはありませんか?↓↓↓
- 「みんな当たり前にやってるから、自分もやらないと」
- 「不当なことかもしれないけど、我慢してやらないと生活できなくなるし」
日本人は、こう考える人が多いかもしれない。
でもこんなこと考えてると、いつまでも社会が変わらないし、自分も幸せになれない。
こんな社会で、本当にいいんですか?
いろんなイヤなこと我慢して、諦めて、、、会社にとって都合のいい駒になってしまう。
それでいいの??
これってただただ無駄に、時間もお金も搾取されているだけですよ?
てか、、、
そんな風に自分を安売りして、本当にいいんですか?
「それくらい普通だよ。」
「多少のことは仕方ないよ。そうしないと実際稼げないんだから。」
「親父も母ちゃんも友達も、周りのみんな全員そうしてるんだから、文句言っても始まらないよ。」
そう言ってるうちは自分も誰も、幸せになんてなれません。
ずっとそういう世の中が循環していきます。
この先10年、50年、100年どころか、、、ずっと。
ずっとこのまま。
そんな世の中で、、、本当にいいですか??
そういうのもう、いい加減やめにしない?
てかもしそんなに我慢できるんだったら、自分でサービスや商品作って販売して、軌道に乗せたら自分の会社なりお店を作って経営する方が、絶対向いてると思いますよ!
そんなに我慢強さとやる気があるんだったら、会社に雇われてるだけなんてめちゃくちゃもったいないと、ぼくはマジで思います。
搾取され続ける弱者から卒業するんだ!というマインド
不正は不正を呼びます。
我慢して甘んじて不正を受け入れ続ければ、その状況はいつまでもエンドレス。
それをみんながやってたら、会社も社会も変わらずこのまま。
そんな世の中で、いいんですか?
あなたが我慢する必要なんてない。
諦める必要もない。
自分にとって意味のない我慢と諦めなんて、もうやめよう!
そして、
どんどん行動して、この現状から抜け出しましょう!
その行動が、社会を変える一歩にもなります。
まずはあなたが本音を言い、本音の行動をしましょう。
もう搾取されるのは、おしまい!
れっきとした法律「労働基準法」という強い味方もいるんだぜ?
頭おかしい会社や日本の社会にとって都合のいい駒になり下がる必要なし!
そんなの馬鹿らしいですって(汗)
搾取され続ける弱者から卒業するんだ!という強いマインドを装備して、行動しましょう!
自分が幸せになるために!
補足:とはいえ、裁判は旨みがないのでやめときましょう
たとえば会社が違反してると思われる点を改善させようという目的で、弁護士を雇って会社相手に裁判を起こすというのは、、、正直ぼくは全くおすすめしません。
理由は、、
ほとんどの場合、リスク・リターンが合わないと思うので。
ぼくは法律に関してちゃんとした知識があるわけではないので、法律系のアドバイスはできません。
ただし、、
- 息子の怪我に関する慰謝料請求の示談交渉を弁護士さんにお願いしたぼくの経験
- 法律違反してる会社が普通に存在できてるような社会状況
この2つから考えると、、、個人でまっこう会社に立ち向かうのは、ほとんど無理ゲーなはず。
前の章の「労働基準法の労働時間・残業」の部分と照らし合わせて見て「これ、全然守られてないよね」「法律違反してるよね」ってところ満載だとしても、もしかしたら何かしらの法律の抜け道があるのかもしれませんし。
それに何より実際に裁判を起こした場合、一体どれくらいの期間がかかるかもわかりませんし、出廷したりの労力なども半端ないはず。
ましてや収入がなくなったり、逆に損をするような結果にでもなったら、目も当てられないじゃないですか。
ぼくたちの一番の目的は「違反してる会社を正すこと」じゃなくて、、、
幸せにお金を稼ぐこと!
のはずですから。
なのでぼくは、裁判は全くおすすめしません。
これに関しては戦うだけ無駄だろうなと、ぼくは判断します。
ですがどうしてもと言うのなら一度、お近くの市役所・区役所・社会福祉協議会などの無料法律相談を利用して、弁護士に相談してみるのもいいのかもしれません。
【ここが一番大事!】頭おかしい会社から卒業する方法
頭おかしい会社から卒業するって言っても、具体的に何をすればいいのか?
あなたは今の会社に我慢できないくらいの不満があり「現状変えたい!!」と本気で思ってるわけですよね?
だったらあなたが選べる選択肢は、、、
- 転職
- 自分で商品やサービスを販売→軌道に乗ったら起業
この2択!!
ここまで散々話してきましたが「うちの会社、頭おかしいわ」って思う会社にいる必要なんて、ないんです。
会社なんていくらでもあるんですから、そんなとこさっさと辞めて、、、
転職しましょ!
すぐには無理だとしても、働きながら新しい仕事を探し、転職の準備をどんどん進めた方がいいでしょう。
確かに入社して3日目だったらちょっと判断早すぎるかもですが、、、1ヶ月経っても「やっぱりうちの会社おかしい」と思うなら、やっぱりおかしいんですよ。
3ヶ月・半年経ってもそう思うなら、なおさら。
てかそもそも自分の限られた貴重な時間を無駄にするなんて、、、単純にイヤじゃないですか?
なのでズバッと転職しちゃいましょ!
で、もう一つの提案が、
自分で商品やサービスを販売して稼ぐ!
これさえできれば訳のわかんない会社で我慢して働く必要もなく、「嫌だな〜」と思いながら我慢して会社に行く必要がなくなります!
就職・派遣・アルバイトだけが脳じゃないっす!
自分で稼ぎを立てるのです!
いずれにせよ、まずは転職の準備を始めていかないと!
転職で失敗も成功もいっぱい経験したぼくの実体験に基づく「転職で失敗しない=転職を成功させる」ためのこの記事で、準備を始めましょ↓↓↓
まとめ:あなたは間違ってない!自分が幸せになれる道を選ぼう!
どうでしょうか?
自信持って頂けましたでしょうか?
気付いて頂けましたか?
そう、あなたは間違ってない!
- 誇大求人広告
- わかりづらい契約
- 各種会社の嘘
- サービス残業
- 上限を超えた長時間労働
こんなの、
ぜ〜んぶおかしいんですよ!
アタマが!!
あなたがもし長年の社会人生活・アルバイト生活の中で、頭おかしい会社に洗脳されちゃってたなら、どうか冷静になってご自分を取り戻して下さい。
冷静に考えたらわかるはずです、、、
1日12時間労働なんて、本来ありえないって!
ましてやそれを当たり前だと思って、我慢する必要なんかないんです!!
むしろそこで我慢してなんも言わないから、どんどん搾取されていくんです!
家族と一緒に過ごす幸せな時間も、社会的立場も、下手したら残業代も。
労働者は自分の【貴重な時間と体】を捧げているんだから、頭のおかしい会社はもっと働く人間に配慮した方がいい。
だけどこんな言葉は実際彼らには届かないし、労働者に関する法律ですら、積極的には機能してないというのが現状。
だから、、
転職するしかない!
自分で商品やサービスを売るしかない!
腹決めてやったりましょうよ、、
安心して、働くために!!