普段はMacしか使ってませんが、ブログをやってると、どうしてもWindowsが必要になるときがあって。
だからVirtualBoxを導入していたのですが、、、どう設定しても、動きがキツイくてストレスフル汗
そこでなにか他にいい仮想マシンソフトがないかと調べてみると、どうもVMware Fusion 12 Playerというのがいいみたい。
これはMac専用だけど、Windows・Linux版のソフトもあるみたいで汎用性も高いし、個人利用は無料だし、、、だからちょっと試してみようと思ったんです。
で、使ってみた結論、
仮想環境は、VMwareが正解!!
仮想環境沼の答えに、たどり着いた瞬間であった。。。
なので皆さんにもぜひ広めたいと思い、記事にしました!
そんなこの記事は、
- 気軽にMacでWindows使いたい
- サクッとアプリ感覚でWindowsを使いたい
- 快適に動くWindowsを使いたい
- ゲストOSとホストOSで、簡単にデータ共有できる仮想マシンを使いたい
そんなあなたにピッタリの記事!
内容は、、、
- 対応OSとCPUチップの確認
- Windows10のisoファイルを入手
- vmware.comの無料アカウントを作る
- VMware Fusion 12 Player(VMware Fusionの個人使用無償版)のインストール
- Windows10をVMware Fusion 12 Playerにインストール
こんな感じ。
さっそく行きましょう!
仮想環境は「VMware Fusion 12 Player」が絶対いい!
ぼくはガチガチのMac使いで、ここ最近Windowsはほとんど使わない人でした。
それでもブログでたま〜に必要なときに、Windows8.1タブレットでなんとかやり過ごしてきたんですが、、、いかんせん画面が小さい&マウスの挙動がいつも使ってるMagic Mouse2と違くて、めちゃストレス。。。
しかも最近、『NiZ Atom66』という素晴らしいキーボードを手に入れまして、そのキーボードに付属しているキーボードリマップソフトがWindows専用で、、、
「これはもう絶対にMacで快適にWindows動かせるようにしたい〜〜!!」って、なったんです。
そこで以前、Macにインストールしていた仮想マシンソフト「VirtualBox」をひっぱり出してみたんですが、、、やっぱりダメ。
とはいえ、使っているパソコンはMacBook Pro (15-inch, 2017)でメモリ16GB、ストレージは512GBのSSD
たしかにちょい古いけど、スペックは充分なはず。
仮想ハードディスクを固定50GBで作成、メモリ10GB、CPUも3つあてて使用率100%、その他にもあれこれやりましたが、、、動きがカクカクってか、マウスポインタの動きも残像ゆっくりでうわ〜だし、OSの挙動も通常使用が無理レベル。。。
しかも発熱もすごくて、「パソコン大丈夫??」みたいな。。。
でも!!
でもですよ、
そんなときに出会ったのが、、、
VMware Fusion 12 Player!!
これをインストールして使ってみたら、、、ハードディスク60GB、メモリわずか2GBなのに快適ってか、もはや普通のWindows10のパソコンをMacで使えてるって感じで、、、マジ感動ぴえんぱおんにぷおんですよwww
VirtualBoxで悩み倒し、ググりにググりまくった数十時間が嘘のよう。。。
発熱もほとんどなく、「本体裏触ったら、ちょっとあったかい」くらいで問題なし。
また、VMware Fusion 12.x sales, licensing and compatibility FAQs (80561)に書いてあるんですが、1つの個人用ライセンスキーで3台までのデバイスにインストール可能とのこと。
ここも複数パソコンを使っている方には、嬉しいポイントですよね!
色々とうれしい&すごいポイント満載のVMware Fusion 12 Player
仮想環境使うなら、もうこれ導入決定!(^o^)/
MacでWindowsを使いたいときって、どんなとき?
冒頭にも少し書きましたが、MacでWindowsを使いたいとき、もう少し考えてみると、、、
- 普段Mac使ってるけど、仕事でどうしてもWindowsが必要
- Macも好きだけど、Windowsも好きだから使えるようにしたい
- サイトやアプリの挙動を、MacでもWindowsでも確認したい
- Windowsのソフト・アプリ・ゲームをやりたいとき
こんな感じかな?
中でも「WindowsのゲームをMacでやりたい!」という要望がけっこう多いようで。
たしかにPCゲームって昔から、Windowsで出しててMacにはないとか、めちゃんこありますもんね汗汗
最近だとドラクエ10、FF15、Among Usとか
Macでサクッとできたら、便利で嬉しいですよね(^o^)
まずは対応OSとCPUチップの確認
まずは対応環境の確認をしましょう。
VMware Fusion 12 PlayerはMac専用の仮想環境構築ソフトで、システム要件は、
<ハードウェア>
- Mac Pro 6コア、8コア、12コアの2010年モデル
- 2012年以降にリリースされたすべてのMac
(※ただし、Intel Xeon W3565プロセッサーを搭載したMac Proクアッドコアの2012年モデルと、M1チップ搭載Macのような、x86以外のプロセッサで実行されているものは非対応)
<ソフトウェア>
macOS 11.0 Big Sur および macOS 10.15 Catalina を搭載したMac
(※ macOS 10.14 以前では動作不可)
参照1:VMware Fusion(VMware Fusion公式商品紹介ページ)
参照2:VMware Fusion 12.x sales, licensing and compatibility FAQs (80561)(vmware CUSTOMER CONNECT)
そう、M1チップ搭載のMacは非対応なんです。
<参考>
→VMware「現状M1 MacでIntel版Winサポートしない」、仮想環境どうすべき?(TECH+)
なので、この点だけ注意しましょう!
それとこのソフト、Mac専用と書きましたが、実はWindowsとLinux用に『VMware Workstation Player』というものがあるので、Windows&Linuxユーザーの方は、そちらを利用して下さい。
そちらも個人利用は、無料とのことです(^o^)/
Windows10のisoファイルを入手する
仮想マシンにOSをインストールする方法はいくつかありますが、この記事ではisoファイルを使う方法でいきます。
ではまず、Windows10のディスクイメージ(ISOファイル)のダウンロードをクリックして、Microsoftのページに行きます。
そしたら次の手順で、isoファイルをダウンロードしましょう。
- 「エディションを選択」→「確認」
- 「製品の言語の選択」→「確認」
(※ただし、Enterpriseエディション・Insider Previewビルド・Educationエディションをダウンロードしたい場合と、MSDNダウンロードを使用したい場合は、「その他のダウンロードオプション」をクリックして、書いてある内容に従って下さい。) - 画面に表示されているバージョンの内、自分に必要なバージョンをダウンロードして下さい。
ファイルは6GB近くあるので、インターネットの環境によっては、時間がけっこうかかる場合もあります。
ダウンロードが完了したら、次行きましょう。
VMware Fusion 12 Playerを導入しよう!
それではVMware Fusion 12 Playerを導入していきましょう。
順を追って説明します!
無料アカウント作成
vmware.comにアカウント登録することで、無償の個人用ライセンスを入手できるようになります。
まずは、ダウンロードページに行きます。
→VMware Fusion または Fusion Pro の試用
このページを下にスクロールすると、
このような画面があるので、右下の「個人利用ライセンスの登録」をクリックすると、、、
急に英語に(笑)
不安な人はブラウザで翻訳して下さい。
画面右上の「US」ってとこ押しちゃダメ!
別のページに行っちゃうだけなので。
<※事前注意>
アカウントを作成し、VMware Fusion 12 Playerのインストールdmgファイルをダウンロードしたあとに「個人利用ライセンスの登録」のリンクを踏んで上記ページに来ようとしても、違うページに飛ばされちゃうので戻って来れませんでした汗
なのでもし、このページに戻って来たいときは、、、
- ここ(VMware Fusion または Fusion Pro の試用)をクリックしてサイトに行き、言語(というか地域)をUnited Statesに変更する
- ここ(VMware Fusion Player – Personal Use License)をクリックする
これで、このページに戻れるはずです。
ちょっとこのサイト、仕様がけっこう謎なので確証は持てませんが、ぼくの環境では問題なくいけます!
ちなみにこの方法は「officeの杜」さんの記事『macOS用VMware Fusionの無償版を利用する』の内容を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。
右側の赤枠を拡大します。
「Create an Account」クリックし、
「名前」と「メールアドレス」を入力!(名前はローマ字で入力しました。)
パートナーじゃないので「No」
それから左下の「Continue」をクリックすると、ログイン情報などの入力画面になります。
パスワードは8〜20文字で、上記画像に書いてある特殊記号、アルファベット大文字、小文字、数字を各1つ以上含むようにします。
ここは勤務している会社情報の入力。
会社・組織名・役職は、下記記事を参考にしました。サイト運営者様、ありがとうございます(^o^)
住所は「宮城県 仙台市 九条区 花京院町1丁目2-10 コーポプラチナ103号室」の場合、上記画像のように書きます。
郵便番号は普段と同じ。
電話番号は、国を選択したときに自動で「+81」が選択されるので、あとは右側に、電話番号の最初の0を取って入力すればOK!
だから「080-1234-5678」の場合は上記画像のように、「+81 8012345678」となります。
Extensionは入力しなくていいでしょう。
更に画面を下にスクロールし、
Captcha入力し、内容確認のうえ、同意できるなら2つの同意にチェックを入れます。(両方チェックしないと、登録できません。)
その下はメール受け取るかどうかのチェックなので、任意でOK
「SIGN UP」クリックで、
自分にメールが送信されたようです。
受信BOXをチェックしてみると、このようなメッセージが↓↓↓
「ACTIVATE YOUR VMWARE ACCOUNT」をクリックすると、
この画面になるので、先ほど決めたパスワードを入力し、「COMPLETE ACTIVATION」で、
一瞬この画面出るが、すぐに画面が切り替わり、
この画面に戻ってきます。
最初の画面でログインした状態になってます。
注意点
このサイト、ログインしっぱなしで長い時間放置すると、502ERRORで画面が表示されなくなることがあります。
元のページからログインしようとして502ERRORが出て進めなくなったときは、別のブラウザでやれば恐らく大丈夫。
あとこのサイトは、自分の行動によっても表示されるページが変わるところがあり、最初はAのページにいってたのに、ログアウトしてから同じリンクを踏んだらBのページに行く、みたいなところがあります。
ちょっと、厄介です。。。
まぁ、気を取り直していきましょう!
ダウンロード
では、表示されているページの下の方に行くと、
「LICENSE KEYS」があるので、まずはこれをメモします。(コピペはセキュリティ上あれですが、むにゃむにゃ。。。)
次にその下にある、「Manually Download」を押すとdmgファイルがダウンロードされます。
ダウンロードが完了したら、ログアウトしておきましょう!
またログインできなくなったら、ちょっと厄介なので汗
インストール
ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックすると、
こんな表示が出てきますので、書いてるとおりにダブルクリックします。
すると、
左下のチェックは任意ですが、多分入れておくと楽になると思うので、入れます。
赤枠「開く」クリックで
こうなるので、パスワード入力し、「OK」クリックすると、VMware Fusion初期化中とか出てきて、、、
となるので内容一読の上、(必要な方は左下の「保存」で保存してから)「同意する」をクリックします。
先ほどメモしたライセンスキーを入力し、「続ける」をクリックし、
これでVMware Fusion12 Playerのインストールは完了です。
「完了」クリックしましょう。
そうすると、大体の方は次の2つの表示が出てきているはず。(出てない人は気にせず、先に進みましょ♪)
どっちも「OK」クリックで閉じます。
すると、
この画面出てきますので、「システム環境設定を開く」クリックして、
画像のようにして、VMware Fusionにアクセシビリティへアクセスする権限を与えましょう。
終わったら今開いている「セキュリティとプライバシー」の画面は閉じてOK
仮想マシンにWindows10をインストール
そしたら、この画面が出ているはず。
色々な方法がありますね。
この記事では、最初に用意したWindows10のisoファイルでインストールしたいので、赤枠にisoファイルをドラッグします。
「続ける」クリックして
アカウント名・パスワード・プロダクトキー・Windows10のエディション選択をします。
ぼくはVMware Fusion 12 Playerの動作の感触を確かめてから認証通したいので、プロダクトキーは空欄でいきます。
「続ける」クリックで、ちょっと不穏なメッセージが(笑)
いや、ぼくは「キーなしで続行」しますよ!
ここで、統合レベルを選択します。
なんとなく「さらに分離」の方が良さそうだなと思ったのでこれを選択。
※「さらにシームレス」はMacのドキュメントとアプリをWindowsと共有する点が微妙と感じました。
それよりもMacとWindowsを別々に分離してくれてる「さらに分離」の方がいい&これで充分と思ったので。
「続ける」クリックすれば、
こうなります。
とりあえず「終了」で進みます!
設定は後から変えればいいでしょう。
ここは必要な方は、保存場所変更するなりして下さい。
ぼくはこのまま「保存」します。
なるほど。
取りあえず「OK」クリック
で、ちょっと待ってると、Windowsを最初にインストールするときの紫バックの画面が出てきて、さらに待ってると自動的になんやかんや進んで、、、
この画面に!
もうインストール完了しとる(笑)
多分、10分もかかってない!
あとはもう好きに使えばOK!
ベストな設定〜コア数とメモリ数
ベストな設定は「CPU6コア メモリ6GB」!!
VMをインストールした最初のうちは、そのままでもけっこう快適に動いてたように記憶してます。
ですがソフトをインストールしたり、VMの設定をあれこれいじったり、macOS自体が変わったり。
とにかく使い始めてから時間が経ったら、、、動作が遅くなってきたんですよね。(客観的なデータがあるわけではなく、あくまでもぼく個人の感覚ですが。。。)
そこで色々実験した結果、ぼくの環境の場合、今のところ最初に黄色に書いた「CPU(プロセッサ)6コア、メモリ6GBが最適!」という結論になってます。
ただこれって、絶対的なものではなく、、
自分のMacのスペックによっても、最適な設定数値は変わります。
なので、、、
ご自身で実験してみる必要があります!
ちなみにぼくの環境(使ってるMac)は、、、
CPUコア数 | 8コア |
メモリ | 16GB |
です。
これよりもコア数を少なくしても、多くしても、
またメモリGB数を多くしても少なくしても、動作は遅くなります。
ちょっとじゃなくてガクッと遅くなります。
なのでほんとちょうど「6コア6GBにすると、劇的に動作が快適になる!」という感じなんです。
これはVMに割くリソース(コア数・メモリのGB数)が少ないと、仮想マシン自体のスペックが落ちて動作が重くなり、逆にVMに多くリソースを割きすぎると、今度はMacの動作が重くなってVMの動作も重くなる、という感じだからだと思います。
要はいっぱいリソースを割けばいいのではなく、、、
Macと仮想マシンでそれぞれ使うCPU・メモリ数の「バランス」が最も重要!!
ってことです。
(前述の文章の繰り返しではありますが)バランスをもっと具体的にわかりやすく言うと、、、
- Macの動作が重くならない(なりすぎない)コア数・メモリGB数は最低限Mac側に残しておく
- 1を満たした状態でかつVMに割り当てられる最大限のコア数・メモリGB数を割り当てる
この思考で、最適なポイントを探すといいと思います。
感覚的には、ラジオのチューナー合わせて放送がはっきり聞こえるようになるポイントを探るような感じです。
ぼくの数値を参考に、あとはご自身の手元のVMで最適なポイントを見つけてください(^o^)/
今後必要になるかもなページ、まとめときました!
アカウント登録したときのページに、使い方などが書いてあるページがありましたが、全て英語なので要翻訳。
しかも、ちょっと行きづらいときてるw
なので、今後使うかもしれないページの日本語バージョンを見つけたので、まとめておきました。
VMwareのサイト、素晴らしい製品いっぱいだけど、すんごい情報量だから慣れないと自分の欲しい情報引っ張ってこれないですからね激汗
ほとんど忘備録用です(^o^)
困ったことの対処法
VMware Fusion 12 Playerを使っていて、なにか困ったことが起こったら、ここに随時追加していきます。
Macにキーボードを有線接続しても、仮想マシンのWindows側で認識してくれない
これ、ようやく解決できたので、載せます!
仮想マシン(この記事ではWindows10)が、外付けキーボード・マウスを認識してくれないときの対処法です!
キーボードを有線でMacBookに接続して、なんの問題もなく文字入力はできるんですよ。
だけど、このキーボードに付属のキーリマッピングソフト(パソコンにキーボードを有線接続していないと使えない仕様)を使おうとしても、「キーボードが繋がってません」とソフトからメッセージが出てきて、ソフトを起動できない。
こんなときは一般的に、デバイスマネージャーでキーボードが認識されてるのかをチェックしようと思ったり、「VMware Fusion 12 Player キーボード 接続できない」「仮想マシンキーボード 認識しない」とかのキーワードでググると思いますが、欲しい記事がドンピシャで出てこないというか、めっちゃわかりづらくて汗汗
結果、答えは『2 台目のマウスまたはキーボードを Fusion 仮想マシンに直接接続する (1003418)』(vmware CUSTOMER CONNECT)でした。
実はこの現象、不具合でもトラブルでもなくて、VMware Fusion 12 Playerのデフォルトの仕様。
VMware Fusion 12 Playerは、マウスとキーボードは直接仮想マシンには接続しないように設定されてるようなんです。
ぼくは仮想マシンについてほとんど知識なかったので、正直「まじかー」って感じでした(笑)
なのでこの設定を変えて、外付けの有線キーボードを仮想マシンで認識できる(=仮想マシンに接続できる)ようにしていきます。
ただ、このソリューション『2台目のマウス、またはキーボードを〜』と言うだけあって、、、
物理的なパソコンに接続しているキーボードおよびマウスが1台しかないときは問題発生するかもなので、そこだけ注意して下さい!!
根拠はこれ↓↓↓
注意:以下の手順では、2 台目のキーボードおよび(または)マウスにアクセスする必要があります。マウスおよび(または)キーボードが 1 台しかない場合には以下の手順を実行しないようにしてください。マウスおよび(または)キーボードが 1 台しかない場合に以下の手順を実行すると、Fusion が実行されている間、マウスまたはキーボードを Mac 側で使用できなくなります。
2 台目のマウスまたはキーボードを Fusion 仮想マシンに直接接続する (1003418)
MacBookに外付けでキーボードを、って場合は問題なさそうですが、デスクトップのMacでってときは、注意が必要です。
大丈夫そうなら、いきましょう!
この方法はVMware Fusion 12 Playerの設定ファイルを直接テキストエディットで書き換えるので、不測の事態(仮想マシンが動かなくなる、など)が起きる可能性もあるんですよね。これはパソコンには一般的なことで、よくある可能性なので仕方がない(笑)
なのでまずは、『VMware Fusion での仮想マシンのバックアップ(プログラムおよびデータ)のベスト プラクティス (1013628)』(vmware CUSTOMER CONNECT)の記事を参考に、仮想マシンのバックアップを作成した方が安心です。
ただもし、インストールしているOSのライセンス上の理由や、上記記事に書いてある方法がちょっとむずかしい場合は、Time Machineのバックアップを使う方が、お手軽かもしれません。
バックアップが完了したら、本題に入りましょう!
まず、VMware Fusion 12 Playerを呼び出します。(※呼び出すだけで、Windows10(ゲストOS)は起動しません。むしろしちゃダメです。)
画面左上の、ここ↓↓↓
もしくはDockに表示されたVMware Fusion 12 Playerのアイコンを右クリックして、
赤枠「仮想マシンのライブラリ」をクリックします。
すると画面が開いてくるので、設定したい仮想マシン名を右クリック!
上記画像のようにメニューが出てきますので、この状態で「⌥(option)」を押しっぱなしにします。
すると、「構成ファイルをエディタで開く」という項目が出てきます。(上の画像の「最新のログファイルを開く」、お手元の画面だと「FInderに表示」のとこの表示が変化して、出てくるんです。この仕様のため、うまくスクショ撮れませんでした汗)
この先、慎重にいきますよ(^o^)/
「構成ファイルをエディタで開く」をクリックすると、、
こんなファイルが、テキストエディットで開きます。
このファイルの一番下に、
usb.generic.allowHID = "TRUE"
usb.generic.allowLastHID = "TRUE"
この2行を追加して、「保存」します。
そしたらこのファイルは閉じましょう。
これで設定完了!
そしたら接続したい機器(キーボード or マウス)をMac(物理パソコン)に接続します。
で、仮想マシンを立ち上げる。
その後、仮想マシンの画面左上の、、、
「スパナのマーク」をクリックして、
「USBとBluetooth」をクリックすると、
このようにデバイス名が表示されてますので、左の赤枠にチェックを入れましょう!
すると、
このように表示されます。
ここに書いてあるようにこのままOK押すと、このデバイスはホストOSで使用できなくなります。
大丈夫なら「OK」クリックして下さい。
これで接続完了です!
ぼくは今回、NiZ Atom66というキーボードを有線接続しました。
念のためにデバイスマネージャーを見てみると、
このように「HIDキーボードデバイス」と表示され、接続が確認できました。(ちなみこのキーボードを有線接続していない状態だと、「標準 PS/2 キーボード」しか表示されてませんでした。)
で解除したいときは、さっきの「スパナのマーク」→「USBとBluetooth」の画面で入れたチェックを外せば、ゲストOSと機器の接続が解除され、ホストOSで使えるようになります。
もしこれやってもうまく認識しないときは、あとは機器を接続するタイミングの問題ってことも考えられます。
機器を接続するタイミングを、、、
- VMware Fusion 12 Playerを完全に終了したあと
- Mac(ホストOS)を完全に終了させたあと
これも試してみると、いいかなって。
あとは黒翼猫さんのような場合もあるようなので、こちらの記事もぜひ見てみて下さい。
→VMWare Player で 外付けキーボードを使う(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)
なんか、表示される画面が小さい。。。
たとえば、ソフト(アプリ)を使ったときに、画面表示が小さい時。
しかも、そのソフト自体に画面の大きさを調整する機能がない場合は、、、
『拡大鏡』を使いましょう!
Cortanaに「拡大鏡」と入力すれば出てきますので、これでしのぎましょう!
ゲームできない。。。
ぼくも色々ググってVMwareのあらゆる設定をしてみましたが、ゲームができません。
CPUのコア、メモリもかなり細かくいじってゴンゴンシミュレートしてみましたが、全然ダメ。(ものすごい時間、というか日数を溶かしました激汗)
正確に言うとSteamの低スペックなゲームはできますが、高スペックゲームは起動すらできない。
式神の城だけはプレイできましたが、ベヨネッタは起動すらできないという状況。。。
あとやっていないことといえば、、、
- GPUパススルー
- Boot Camp
くらい。
だけどそもそもゲームって、パソコンにものすごい負荷がかかるんです。
一番不安のかかるパソコンの使い方が「ゲーム」みたいなレベルでして。
だからノートパソコンでゲームするとなると排熱がデスクトップよりも悪く、余計にパソコンパーツの故障や寿命が縮まる可能性もあるようで。。。
「最近はそこまで気にしなくてもいいよ〜」という声もありますが、それこそパソコンの使用状況・どんなゲームをやるか・自分のパソコンのスペック(CPU・GPUの性能、メモリ数、ストレージ数)によっても変わると思うので、結局自分で実験してみないと、なんとも言えない。。。
でも今使ってるこのMacBook Proが壊れる&寿命縮まるのは、正直ものすごく困る。
Apple製品はかなり頑丈で信頼性も高いですけど、、劣化を助長するのは嫌だなって。
だからぼくは、、、実験できません。。。
ということで、仮想環境&Boot Campなどでゲームをするのは、諦めます。
ですが!
その代わりに、、、
クラウド型ゲームを利用しようかな!
これがぼくの答えです!
自分の手元のパソコンでゲームを動かすのではなく、クラウドのパソコンでゲームを動かし、手元のパソコンは映像を見るだけのモニター状態にできるのが、クラウドゲーム。
だからパソコンへの負担もめちゃんこ軽くなりますので、導入になんら問題なし!
ゲーミングできるほど高性能なパソコンもGPUも必要ない。
その手があったか!
調べてみると、サービスも様々ありますが、特にこの2つ↓↓↓
対応ゲーム数も多く、なかなか良さげ。
なのでぼく的にはこの2択かなと(^o^)/
<※補足>PlayStation Nowについて
以前はPlayStation Nowという手もあったんですが、どうもPlayStation Plusに統合されたようでして、しかも今はまだパソコンでのプレイには非対応。
後日アップデートによりパソコンでのプレイが可能になるとのことなので、頭の片隅に入れておくとその内いいことあるかもしれません。
一応参考リンク貼ってきます↓↓↓
この記事ではGeForce NOW(NVIDIA)について軽く紹介していきます。
実際の利用方法はこんな感じ↓↓↓
- GeForceNOW>「ゲーム」で自分がしたいゲームが対応しているかを確認
- GeForce NOW(NVIDIA)のメンバーシップを選択して「加入する」からNVIDIAアカウントを作成し、アカウントにログイン!
- そのままブラウザでGeForce NOWを利用するか、必要であればGeForce NOWアプリをダウンロードする
- 自分が利用してるSteamなどの「ストアアカウントを接続」する
- Let's Play!!
<参考>
ストアアカウントを接続すると、自分が持ってるゲームの中でGeForce NOWで遊べるものが一目でわかるので「遊べるゲームが増えたかどうか」の確認もカンタンです。
それと無料でプレイできるゲームもあるようなので、楽しみ方は無限大(^o^)/
まずは無料のメンバーシップ「Free」で様子を見るといいでしょう。
有料のメンバーシップ(月額税込1,790円〜)ならもっと快適にゲームをプレイできるようにもなります。(プレイ時間が長くなったり、ゲームを動かすサーバーがより高いスペックになったり。)
ただぶっちゃけ月額1,790円って「ちょっと高くね?」と感じるかもですが、でも、、、
- ゲーミングPCの購入代金(目安:10万円〜30万円)
- PCパーツの不具合による買い替え代金(=PC購入後の動作環境の保全にかかる代金)
- ゲーミングデスクトップPCの置き場所やPC保全の手間
- プレイする場所や使用デバイスの自由度
こういうことをよくよく考えると、案外高いようで実はお得な価格に感じます!
月額料金だけではなく日額料金もあるので、割と手軽に試せるでしょう。
ただ一番の問題は、、、
「自分のやりたいゲームに対応してるかどうか」
ってところです。
ぼくの手持ちのSteamのゲーム5つ、全部対応してないんですよね実は(汗)
ただここら辺は順次広がってくるっぽいので、ぼくはもう少し期待して待とうかなと(^o^)
ゲームをする方法ってけっこう選択肢が広がってきているので、調べたら他にも方法があるかもしれません!
アップデート
VMware Fusion 12 Playerを立ち上げたら、アップデート通知が!
※念のため『VMware Fusion 12.2.3 リリース ノート』を確認してからアップデートしましょう!
アップデートしますよ!
「ダウンロードとインストール」クリックすると、
このように、ダウンロードが始まります。
しばらくたつと、この画面に↓↓↓
仮想マシンがシャットダウン or サスペンド状態になってることを確認し、「インストールして再起動」クリック!
ヘルパーツールをインストールするようです。
「パスワード」を入力→「ヘルパーをインストール」クリックすると、またこのような画面になります。
こちらもパスワード入力し、「OK」
これで完了です!
ただ環境によっては、VMware Fusion 12 Playerを起動すると以下の画面が出てくるかもなので、その場合はこのように進めてください。
「アップグレード」をクリックし、アップグレード完了後、Windowsが立ち上がります。
その後、Windowsの画面にこのような表示が出ます。
しばらく経つと、VMware Toolsの設定が自動で終わり、
この画面になるので、「OK」クリックし、ログオフします。
これで完了です!
あとはもう一度Windowsにログインすれば。いつも通りに使えます!
てな感じです(^o^)/
まとめ:仮想環境は「VMware Fusion 12 Player」で、快適にWindows使い倒しましょう!!
実際VMware Fusion 12 Playerを使った感想は、、、
なにこれめっちゃ快適やん!!
画面表示もめっちゃ綺麗だし、全画面表示もできるし、動きもめっちゃスムーズ!ってか、MacとWindowsの境目感じない(笑)
インストールの途中で少し不穏なメッセージが出てましたが、多分Windowsの簡易インストールは、成功してるっぽい!
VirtualBoxのどうにもおっそくて、スムーズじゃない挙動を経験してからこれ見たら、まじ感動!!
てか、これ、普通のWindowsですよ。
すごいっす。。。世界が違う。。。
仮想マシンの構築環境だって、ハードディスク60GB、メモリ2GBで、すんごいコンパクト。
なのに快適ってか、ただただ普通のWindows10が、自分のMacの中に。。。
VirtualBoxで悩んでググった数十時間が嘘のよう。。。
さて、さっそくVirtualBoxに認証通していたWindows10のライセンスをこっちに移行して、、、
快適に使うぞ〜〜〜〜(笑)
(^o^)/