ここ最近まで1年くらいApple純正のMagic Keyboardを愛用していたんですが、長時間タイピングしていると、指の付け根が痛くなってしまって。。。
そこで色々調べると、「静電容量無接点方式」のキーボードが、手に一番負担かかりにくくて良さそうだとなり、「REALFORCE」と「HHKB」に行き着きました。
でもさらに調べていると、NiZの「Atom66」というキーボードが打ち心地・機能・コスパが一番良さそうだったので、これを手に入れました!
実際に使ってみると、「やっぱ最高だわこれ!」だったんですが、NiZのキーボードを置いてる家電量販店はほとんどなく、実質買って確かめるしかないというのが唯一の難点で。。。
なのでせめて少しでもNiZ Atom66の情報をネットに増やそうと思い、この記事を書くことにしました!
不安があると、買いづらいじゃないですか(^o^;)
なのでこの記事では、NiZAtom66の、、、
- おすすめポイント紹介!
- よく聞く不安なところは、実際どうなのか?
- 導入方法
- 使い方
- 困ったときの対処法
について、書いていきます。
NiZ Atom66の最新情報は、この記事をチェックするだけでOK!
※今回紹介するNiZ Atom66(BluetoothありRGBなし)の製品型番は「66EC(S).Ble5.0/35gf adapter」です。
また、この記事でぼくが参考にしたサイトなどを、最初にここにまとめておきます。
あとから確認したくなったとき用に、ここを使って下さい。
- NIZ keyboard よくある質問とDownload(AKEEYOサポートセンター)
- FIRMWARE&UPGRADE(NiZキーボード公式サイト)
- AKEEYOサポートセンター
- CONTACT(NiZキーボード公式サイト)
また、説明書がちょっと見辛いので(NiZ様ごめんなさい)、、、実際にAtom66を使い倒しているぼくが「特によく使うなぁ」と思う操作・設定方法の一覧を載せておきます。
実際にAtom66を使うときに、活用して下さい(^o^)/
<特によく使う操作・設定方法一覧>
操作・設定方法 | 説明・補足 | |
Bluetoothペアリング | 右Fn+8 or 9 or 0を3秒間長押し。 選択したキーが素早く点滅したら、ペアリング可能。 | 890はそれぞれBluetoothの1〜3に該当。登録したいとこを選択。 |
Office/Programモード切り替え | 右Fn+[+] | [+]キーが、、、 ・約0.5秒点灯後、消灯=Officeモード ・約10秒点灯後、消灯=Programモード (※電源OFFしても、記憶される) |
Win/Mac配列変更 | Fn+左Alt(側面にWin/Macと書いてるAltキー)を約3秒長押し | アルファベット「Oキー」点滅回数が、、、 ・1回=Win配列 ・2回=Mac配列 (※電源OFFしても、記憶される) |
右Shiftモード切り替え | Fn+[右Shift]キー 長押し | 「O」キー点滅回数が、、、 ・1回=↑ ・2回=Shift ・3回は、、、 単発押し=↑ 押した直後〜0.8秒位=Shift 0.8秒以上長押し=↑リピート (※電源OFFしても、記憶される) |
APC調整 | 右Fn+7 | OとCapsLockキーの点滅回数が、、、 ・1回=浅い ・2回=中くらい(デフォルト) ・3回=深い (※電源OFFすると、デフォルトに戻る) |
マウス操作 | Fn+Q、W、E、A、S、D、Z、X、C | <設定> ・Q=移動率 ・E=移動ピクセル数 →Q、Eともに4段階の設定が可能。OキーCapsLockキーの点滅回数(1〜4回)で、現在の状態を確認できる。 (※電源OFFしても、記憶される) <移動> W=↑、A=←、S=↓、D=→ <クリック> Z=左クリック X=中クリック C=右クリック |
※Atom66にはFnキーが2つあるのですが、この記事では限定のあるときにだけ「右Fn」「左Fn」と書きます。
ただ「Fn」と書いているものは、右でも左でもOKです。
さぁ、行きましょう!
キーボード NiZ Atom66のおすすめ11ポイント!
めっちゃ多くて草ですが、ぼくから見たNiZ Atom66のおすすめポイントは、11個あります!!
- これまでの静電容量無接点方式キーボードに出来なかったことを、うまく実現している!
- 長時間タイピングしても疲れない!
- スコスコ感がたまらない!
- 高速タイピングしやすい!
- 英語配列の60%キーボードでも、矢印キーがある!
- スペースキーの短かさ
- キーキャップはCHERRY MX軸と互換性あり
- キーバインド変更(リマップ)ソフト
- カスタマイズ機能がめっちゃ豊富
- MacでもWindowsでも使える
- 価格が安い!
ぼくにとってはAtom66の全てが神なんですが、とはいえ、キーボードに求めるものって人それぞれ。
なので、わかりやすいように1つずつ具体的に書いていきます。
これまでの静電容量無接点方式キーボードに出来なかったことを、うまく実現している!
静電容量無接点方式キーボードを探し始めると、必ず目にする素晴らしいキーボード「REALFORCE」と「HHKB」
信頼性が高く、安心して買える静電容量無接点方式キーボードを手に入れたいと思い、この2択に行き着きましたが、ちょっとジレンマがありまして。
<REALFORCE>
【メリット】
荷重の種類を様々選べる
- 重くて持ち運びづらい
- 無線で使えない
- コンパクトなモデルでも横幅が広く、マウス置く位置がちょっと微妙になる
【メリット】
- 軽くて持ち運びやすい
- 無線で使える
- 横幅もコンパクトで、マウスもいい位置に置ける
英語配列だと独立した矢印キーがない
こんな感じで「うわ〜、どっちにしよう??」って迷っていたんですが、NiZ Atom66は、REALFORCEとHHKBにあった悩みを、見事に解決してくれたんです!
【メリット】
- 軽くて持ち運びやすい
- 無線で使える
- 横幅もコンパクトで、マウスもいい位置に置ける
- 英語配列なのに、独立した矢印キーがある
- キー荷重35gが絶妙
強いて言えば、キーキャップ背面にあるバリ
こんな感じで、見事にREALFORCEとHHKBにあった悩みを、全て解決してくれました!!
しかも安い!!
さらにキーキャップも、CHERRY MX軸と互換性ありでカスタマイズ性も高い!
もちろん迷うポイントって、人それぞれ違うと思いますが、ちょうど既存の静電容量無接点方式のキーボードでは解決できなかった悩みを、解決できるような仕様になっている、、、つまり、
静電容量無接点方式の勇者が、爆誕したのです!!!
長時間タイピングしても疲れない!
ぼくは1日平均6時間くらい、パソコンで作業してます。
ブログ記事を書いたり、調べ物をしたり。
たまに6時間を下回ることもありますが、休日は基本的になしで、ほとんど毎日このくらいの時間、作業してます。
それでもこのAtom66を使うようになってからは、手・手首・指が痛くなったことは、一度もありません。
長時間タイピングしても、ほっとんど疲れないんですよ(^o^)/
Atom66を導入するまでは、テンキーなしのMagic Keyboardを1年くらい使っていて、手・手首・指に少し痛みがあったのですが、Atom66を使い始めて1週間くらいで、それらが全くなくなったんです。
その理由は、、、
- キーボードを押す力がほとんどいらない
- キーボードからの打ち返しがこない
からだと思います。
まずこのNiZ Atom66(BluetoothありRGBなしの2020年モデル)の荷重は、全てのキーが35gという軽さ!
キーを押すときの最初の抵抗感(反発感・ボタンカチッと押したぞ感・クリック感)が、全くないので、「キーを押すぞ!」と意識しなくても、自然に「スルスル〜」っと軽く沈み込んでいってくれる感じで、ものすごく滑らかにタイピングが、終わるのです。
キーを打とうと思った瞬間、スコンと自然に床が落ちて、雲の上に滑らかに落ちて、気付いたら元の位置に戻ってる、みたいな。
だから打鍵しても指に負担がかかりにくく、長時間タイピングしてもほとんど疲れないのだと思います。
ちなみにAtom66にすっかり慣れた今、今まで使っていたMagic Keyboardで打鍵すると、、、
- キーをパチパチ押す感じ
- 板を打って、その打ち返し(反発)が指に伝わる
という感じがするのです。
ですが以前は、こんな風に感じたことはありませんでした。逆に今まで手・手首・指が痛くなっていた原因はこれなんだなって、思い知りました。
だから「慣れ」と「知らない」ってことは、怖いことなんだなって。
まぁとにかく、
- 日常的にパソコンを使っている
- パソコン使っていて手・手首・指が痛い
このような方は、ぜひ一度試してみて下さい!
それと、キーの荷重について補足します。
REALFORCEの荷重30gのモデルだと、軽すぎてホームポジションに指を置いてるだけで誤入力してしまうという声も聞くんですが、、、
このAtom66のキー荷重35gがどうも絶妙な具合いのようで、そういった誤入力が起きる気配すらありません。
ちなみに付属品として、荷重を10g増圧できるバネが付いてくるので、荷重は45gに変更することもできます!!
で、このバネ、『Amazonの商品説明』には10個付属と書いてますが、『NiZキーボード公式サイト』をみると、「通常40〜50個付属」と書いてます。
手元のものを見ると明らかに20個以上は付いてるので、NiZキーボード公式サイトの情報が正しいようです。
なので任意のキーだけ45gにするとかの、変荷重にもできちゃいます。
もしも足りない or 全キー増圧したいなら、Amazonでもバネだけ売ってますので、大丈夫(^o^)
スコスコ感がたまらない!
静電容量無接点方式キーボードの打鍵音・打鍵感を表現するときによく使われる「スコスコ」
このAtom66の打鍵音を、ぼくなりに表現すると「スコスコ」「トコトコ」「ポクポク」「ポコポコ」「スコスコ、トコン」
これがなめらかな打鍵感と相まって、たまらなく気持ちいいんです!
タイピングが音楽の時間になります。
て書くと、「ん?音うるさいの??」と思う方もいるかもですが、音は静か。
全然音が鳴らないというレベルの静音ではありませんが、REALFORCEやHHKBと比べると、高音のカチャカチャ感がなく、全体的に低音で「スコスコ」「ポクポク」って感じなので、他のキーボードと比べても、一番静かで落ち着いてます。
じゃあどんなもんかって、お店で試し打ちしてみたいじゃないですか?
でも冒頭でも書きましたが、、、NiZのキーボードって、どこの家電量販店にも展示してないので、ほぼほぼムリ汗汗
ぼくも、自分で行ける範囲の家電量販店に行ってみたのですが、たしかにどこにもない。。。
なので諦めて、YouTubeを参考にしました!
調べてみるとけっこうNiZキーボードの動画が上がってますが、一番のおすすめは「散財TV なおしま」さんの動画。
めちゃくちゃわかりやすくて、参考になります!
内容も楽しいし♪
あえて埋め込まずリンク貼りましたので、別タブでじっくりご覧ください(^o^)/
→【Real Force、HHKB、Niz】静電容量無接点キーボードの王を決めた結果…(散財TV なおしま)
高速タイピングしやすい!
キーボードの構造がREALFORCEやHHKBと同じ、、、
シリンドリカルステップスカルプチャー構造!!
になっています。
意味で区切ると「シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー」で、
簡単に言うと、「エルゴノミクス(人間工学)に基づいたキーボードの構造で、打ちやすい&高速タイピングにも適してるよ〜(^o^)」ってことです。
細かく言うと、シリンドリカルってこんな感じ↓↓↓

キートップの形状が軽くU字にカーブしている構造で、
- 隣のキーの押し間違えを防止
- キーの位置がわかりやすくなる
- 感触が良く、指にしっくりなじむ
こんな効果が期待できます。
また、ステップ・スカルプチャーはこんな感じ↓↓↓

ステップ構造とは、奥のキーが一番高く、手前のキーが一番低い階段状の段差になっている構造で、ホームポジションから離れている数字キーなども押しやすくなってます。
スカルプチャー構造は写真のように、弧を描くような感じでキートップに傾斜がついている構造。
打鍵したときに、なるべく垂直に押下できるように傾斜しているっぽいです。
そのためタイピング時、指に吸い付くような追随性を感じますし、平らなキートップと比べると、ホームポジションからの指の移動も、短くて済みます。
以上まとめると、、、
シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー構造のお陰で快適にタイピングでき、指へのダメージもほとんどなく、35gという荷重の軽さも相まって、高速タイピングがしやすくなるようです!
ぼくは1週間くらい使ったら、びっくりするくらい指の動きが速くなりました(笑)
指に負担がかからないって、思った以上の効果がありました!
英語配列の60%キーボードでも、矢印キーがある!
これ、けっこうなポイントなんですが、現状60%キーボードで英語配列だと、矢印キーはほぼ搭載されてないんです。
でもAtom66には、ちゃんとあります!
ただ「矢印の↑」と「右Shift」が兼用になってるので、初期状態のままだと完全独立キーではないのですが、無問題。
右Shiftキーの動作のモード(↑のみ、Shiftのみ、↑Shift兼用の3種類)を、自分で任意に変えられますし、
もし、どのモードも気に入らなかったら、Atom66専用のキーボードリマップソフトで、すぐ隣にあるDeleteキーを「矢印↑」に変更したりすることもできますので。
でも、どうしても気になる人は、Atom68などを選べば矢印↑も最初から完全に独立してますので、そっちを検討するのもありかな。
ぼくも色々試しましたが、なんだかんだ言って矢印キーがあるのとないのとでは、、、
完全に操作感が別次元ですから、めちゃくちゃ大事ですよ!
スペースキーの短かさ
スペースキーが適度に短く、使いやすい!
スペースキーの長さはキーボードによっても変わりますが、適度に短いほうが、使い勝手が向上します。
どういうことかと言うと、、、
スペースキーが短い方が、手をホームポジションに置いたままスペースキーの横のキーを親指で打鍵しやすくなるので、使いやすくなるんです。
実際の現物は、こんな感じ。

AmazonとAKEEYOのサイトに載ってる商品紹介の画像とはちょっと違い、ぼくに届いたAtom66のスペースキーは、C〜Mよりも少し短いくらいの長さ。
他の購入者のレビュー画像や紹介動画、NiZキーボードの公式サイトで確認できるAtom66も上記写真と同じ型なので、今はこの型になってるようです。
もちろん手の大きさや好みによって変わるかもしれませんが、C〜Mくらいの長さがちょうどよく、扱いやすい!!
英語配列のMagic KeyboardやMacBookのスペースキーもちょうどC〜Mと同じ長さを採用しているので、多くの人にとってそのくらいが、やはり使いやすいのでしょう!
ただしサイズが特殊なので、キートップを変えて楽しみたい人にとっては、ちょっとネックになるかも。
でも、操作性は最高ですよ!
キーキャップはCHERRY MX軸と互換性あり
静電容量無接点方式のキーボードは独自のキーキャップを使っていることが多く、カスタマイズ性が低いのがネックでした。
海外サイトで買えば国内で買うよりは安いけど、それでも高くて、選べる種類も少ない。。。
ですがAtom66のキーキャップは、一般的なメカニカルキーボードによく使われるCHERRY MX軸と互換性があるため自由度が高く、幅広いカスタマイズを楽しめるようになってます!
これは、REALFORCEやHHKBにはない強みです。
キーバインド変更(リマップ)ソフト
専用のキーバインド変更(リマップ)ソフトを使って、
- キー配置の変更
- 割り振られた機能の変更
- マクロの割当
など、
ほんと多彩な設定ができるようになってます。
しかも設定内容はキーボード本体に保存されるので、複数機器で別々に設定する必要もないので楽!
一度設定してしまえばどの機器とペアリングしても同じように使えるし、かなり便利。
ただこのソフトはWindows専用なので、Windowsパソコンを持っていない場合は、Boot CampやWine Cross Over、もしくは仮想環境で動かすなど、ちょっと工夫が必要。
このあと、キーボードリマップソフトを導入する章でもリンク貼ってますが、パソジユにも無料の仮想マシンソフト導入記事がありますので、導入したい方は参考にしてみて下さい(^o^)/
→【個人無料】Macで快適にWindows10使える仮想環境は、VMware Fusion 12 Player!!
※ちなみに、どうしてもWindowsソフトを使う環境が用意できない場合は、Karabiner-Elementsを使ってキーバインドを変更するって方法もあります。
カスタマイズ機能がめっちゃ豊富
上記で紹介した専用ソフトによるキーバインド以外にも、カスタマイズ機能がめっちゃ豊富で、高級キーボードでできる機能が一通り備わっております。
たとえば、、、
- APC
- 打鍵スピード設定
- 打鍵の応答遅延設定
- Windows / MACのキー配列切替
- CtrlとCapsLockキーの入れ替え
- キーボードでのマウス操作の設定
これが、キーボード本体だけで出来ます。
APCはキー1つ1つ個別での設定は不可ですが、キー全体一律で3段階の調整が可能。
あとマウスは、右左中クリックができ、「カーソール移動のピクセル数」「カーソール移動率」といった、細かい設定が可能です。
実用性も高い機能が揃っているので、便利です!
MacでもWindowsでも使える
最初はWindows用のキーキャップが装着されてますが、Mac用のキートップも付属してますので、MacユーザーでもWindowsユーザーでも、安心して使えます。
またWindows配列とMac配列の切り替えも、キー入力1つですぐにできるので、OSを超えて便利にシームレスに使うこともできます。
価格が安い!
2万円ちょっとで買えます!
静電容量無接点方式のキーボード→REALFORCEやHHKBだとだいたい3万円以上します。
モノによっては、5万円超えたり。
ですがAtom66なら、ここまで紹介した機能が全部付いてて2万円ちょっとで買えるんです!
ぼくがAmazonで買ったときは、割引入って1.9万円くらい。
ハッキリ言って、激安でした!
で、Amazonなどで調べてみると「中華製品か、あ〜なるほど。。。」みたいに思うかもですが、大丈夫!
「中華製で安いけど、、、物は微妙。。。」
ではなく、
「中華製で安いのに、、、これ最高!!」
ですから!
もちろんこれはぼくの感想であって、全員が同じ感想になるとは限りません。
ですが、
- 手に負担がかからなく、いつまでも打ち続けられるキーボードが欲しい
- 打鍵感が気持ちいいキーボードが欲しい
- 打鍵の機能に関係のない、細かいとこは気にしない
こういう感じの方なら、「これいいじゃん!!」ってなれると思います。
ぼくはずっとパンタグラフ使ってきて、キーボードの打鍵感どうこう言う人間ではありませんでしたが、このキーボード使ってからは「めちゃ気持ちいい!早くキーボードスコスコ打ちたい!!」って気持ちに毎日なってます(笑)
お陰でマジでタイピングスピードもアップしましたし、手も手首も指も疲れない!痛くない(喜)
ただいろんな記事や動画を見ても、ぼくが買った時の値段と比べても、、、
じわりじわりと値段が上がってきています(汗)
最初は1.5万円くらいで、セールで1万円とかで買えてたみたいなんです、以前は。
でも半年とか1年後に見ると、確実に値段がアップしてます。(→個人的な感覚値)
※ここ最近、AmazonだとNiZ Atom66(BluetoothありRGBバックライトなしモデル)は、2.9万円くらいになってます。
ただAKEEYOだと2.2万円くらいなので、こちらから買うのが良さげかなと(^o^)/
だから早めに買っちゃった方が、きっと安く済みますよ(^o^;)/
NiZ Atom66の不安にお答えします!
ググってみたり、Amazonのレビューみると、けっこう不安なこと書いてあるじゃないですか?
しかも自分で触れないとなると、やっぱ不安。。。
なので、ネットの情報を少しでも増やすため&解消するために、NiZの不安にお答えします!
結論、
これはいい製品!安心してOK!!
じゃ、細かくいきます。
けっこう細かいので、覚悟してくださいwww
筐体がチープ?ねじれる?段差ある?バリがある?
順にお答えします(^o^)/
まず、筐体がチープとは感じません。筐体の素材は(商品の箱に書いてある内容から)おそらくPBTのプラスチックですが、いたって普通。
「なんか頼りない」みたいな感じも、1ミリもないです。
次に、ねじれるということもありません。軽くギュッとしてもねじれない。
また、キーボード底面は水平で、段差なんてありません。なのでタイピングして本体がガタガタするなんてことも、全くありません。
バリはあります。キーキャップの後ろ側にだけほんのちょい。
キーボード背面から見ると、こんな感じ。

真上から見ても、

バリはあるけど平らな感じなので、ほとんどわかりませんよね。
「デコボコして引っかかるバリ」って感じではないんです。
実際キーボード背面のバリのとこを指で一直線になぞってみても、刺さったり引っかかったりもしません。かろうじて「まぁ確かにバリあるね」と感じるくらいで、ほとんど気にならず。
そこを見れば「バリある」とはわかるが、普段絶対に見ない位置ですし、そこを触りもしないし、タイピングの邪魔になることも一切ないので、、、
問題ないっしょ!
ただまぁ、「2万円台の製品にバリがあるだけで許せない」という気持ちもわかります。
わかります。
ほんとすごくわかるんですが、、、でもそれだけの理由でこのキーボードの打鍵感・機能・使い心地を放棄するのは、めちゃくちゃもったいない激汗
「他の静電容量無接点方式と比べたら破格だし、別にこれくらいなんでもないや」って、ぼくは思ってますよ。
ていうか、Atom66の打鍵感の素晴らしさは、バリを超えますよ(笑)
ほんと。
これ、マジです。
「安さの秘密は、バリにあり!ここのあしらいをこの程度に留めることで、他の製品よりも安く提供できるのだ!」
って(^o^)/
見た目がイケてない?
ぼくはイケてないとは思いませんが、たしかに昔ながらのレガシーなキーボードの色合い・見た目なので、イケてないと感じる人もいるでしょう。
もうここは好み!ほんと。
でもキーキャップはCHERRY MX軸と互換性あって、豊富すぎるほどの選択肢があるから、、、見た目嫌ならカスタマイズしちゃえばいいと思います。
Bluetooth接続は安定する?
ぼくの環境では、安定しっぱなしです。
MacBook Pro(15-inch, 2017)、macOS Big Sur 11.5.2で使ってますが、接続は常に安定していて、不安定さを感じたことはありません。
ぼくが普段、Atom66を使っているときの接続環境は、
- Wi-Fi=2.4GHz帯(ルーター本体は隣室。)
- Bluetooth=Magic Mouse2
- Bluetooth=Atom66
- 自宅での作業のため、周りには誰もいない
こんな感じで使ってますが、全く干渉は起きませんし、接続が切れるということも全くありません。
ちなBluetoothのバージョンは、Amazonでの商品紹介文と商品付属の説明書には4.0と書いてありますが汗、実際調べてみると、、、
Bluetooth5.0なんです!
証拠はこれ↓↓↓

「リンゴマーク→このMacについて→システムレポート」の画面です。
それと、NiZキーボードの公式サイトでもBluetooth5.0と書いてあるし、本体裏にもちゃんと5.0と書いてありますので、間違いないです。
あとマルチペアリングで3つの端末を登録できるし、切り替えもボタン1つでできるので、非常にスムース。
使い勝手は、とてもいいですよ!
Bluetooth接続が不安定な場合や、Bluetooth接続の機能がない機器、Windows7などで使いたい場合は、USB2.0/3.0ポートに差し込んで使えるBluetoothレシーバーも付属してますので、試してみてください。
充電時間って、どう?
電池マーク(「ー」キー)が点滅し出してから、Macに商品付属のUSBで繋いで充電した場合、満タンになるまで約4.5時間かかりました。
(最初の2時間はキーボードを使用しながら、後半の2.5時間はキーボードは使用せず、という状況。)
ECOモードで使用した場合、約126時間持ちますので、1日7時間使う場合と5時間使う場合で計算すると、、、
126時間÷7時間=18日
126時間÷5時間=25日
こんな感じ。
月に1回、使用状況によっては2回充電するかな〜みたいな感じですかね。
特に煩わしい頻度ではないと思います(^o^)
しかもこれ、休みなく毎日やるとってことですから、土日休みとかの人だったら、完全に月に1回くらいって感じになるかなって、思います。
説明書って、わかりやすい?
文字が詰め込まれているので、ぶっちゃけ付属の紙の説明書は見づらいです。
正直に言ってしまってごめんなさい、NiZ様。。。
でもちゃんと使い方の説明は書いてあるし、「意味不明」みたいなことはないです。
あくまでもレイアウトの問題。
ただ、これよりも見やすいPDFの説明書もダウンロードできますので、大丈夫!!
どこからダウンロードするのかは、導入のとこで紹介します♪
そういえば対応OSは?
Android、Windows、iOS、Macに対応!
(※XPとWin7は非対応)
詳細には、
OS:Windows 8 / Windows 10 / Mac OS 10.10 / Android 4.4 OR Later / iOS 8.0 OR Later
のようです。
ただ、Amazonの商品説明を見てると上記記述の他にも、こんな表記も見つけました↓↓↓
対応OS:「USB有線モード:Windows 2000/win7/8/10/xp/vista,liunx,MAC OS,IOS」、「BT4.0無線モード:Windows10/8.1, Mac OS 10.10, Android 4.4(XPとWIN7は不対応)」
AmazonとAKEEYOのサイトでの商品紹介文見た感じ、iPhoneやiPadでも使えるんだろうなと思いますし、ググってみても複数の記事や動画でiPhone・iPadでペアリングして使えているようなので、恐らく大丈夫でしょう。
この説明文は、「有線なら古い機種でも使えるのか〜」くらいの内容なのかなと、思えばいいのかなって思います。
<追記>
※ちなみにサポートに確認したところ、Windows11にも対応しているとのこと!
パームレストって、必要?
ステップスカルプチャー構造のお陰もあるのか、パームレスト(リストレスト)なくても快適に打てる方は、打てると思います。
好み・手の多きさ・使用時間によっても変わるかな。
実際にパームレストなくても疲れないという声は見かけましたし。
ただぼくは「絶対に必要」
キーボード本体にある程度厚みがあるので、パームレストなしで長時間は、、、厳しいかな。
ぼくはこれ使ってます。
ぼくにはこの高さがちょうどいい!!
オイルフィニッシュで手触りも良く、汗も吸ってくれるようで、とても快適。
ただ、パームレストで一番大事なのは、柔らかさや素材ではなく「高さ」
高さによって、キーボードの打ち心地が激変します。
しかも1ミリ高さが違うだけでも、タイピングのしやすさって、めちゃくちゃ変わるんです。
百均の安い板を3〜4枚くらい買ってきて、あれこれ組み合わせてみると、適切な高さの目安がきっとわかるはず。
ただし、こだわりすぎると沼にハマるので、、、ほどほどにしましょう。
他のキーボードってか、Magic Keyboardと比較してどう?
全然違います。
そもそもMagic Keyboardのキースイッチの構造はシザー構造で、一般的に言うところのパンタグラフ。
それに対してNiZ Atom66は静電容量無接点方式。
構造がそもそも違うので、使い心地やぼくらにもたらしてくれる効果は、全く違います。
キーボードを評価するのは、正直難しい。
だって人によってキーボードに求めるもの・重要なポイントが違うし、同じものを使ったとしても、同じ感想になるとは限らないので。
だけど、
ぼくにとっては、Atom66が最高のキーボード!!
Magic Keyboardとの明らかな違いは、、、
- 長時間打っていてもほとんど疲れない。
打ち返しで手が痛くなることもない。
だから気兼ねなく、高速タイピングできる! - 打鍵感が最高に気持ちいい!(キーボードに打鍵感を求めるタイプではなかったのに。)
この2点が明らかに違う。
Magic Keyboardだと、ぼくの場合は手・手首・指が痛くなりました。
なので1日の作業時間に限界があり、高速にタイピングすると余計痛くなったので、少しゆっくりめにスピードを落としてタイピングしていました。
だけどAtom66なら、どんなに気兼ねなく使っても、痛くならない。
ただAtom66を知るまでは、Magic Keyboardはめちゃ薄くて打ちやすく、手もリラックスして使えていると思っていました。
そのときのぼくは、キーボードにとって重要なのは、、、
- キーストロークの浅さ
- 本体の薄さ
と考えていました。
「キーストロークがちょうどいい具合に浅ければ、押し込む距離が短くなるので手の負担も減り、運指も用意になる」
「本体が薄ければパームレストが必要ないし、手首に角度がつかないので手首に負担がかからず、痛くならなくなるだろうし、手を置く位置もより自由にできるのは嬉しいポイントだ」って、それまで考えてたんです。
店頭で試し打ちをしてみても、メンブレンや静電容量無接点方式のようなカシャカシャ打つような背の高いキーは指がもつれる&動かしづらく、なんだか打ちづらいなと思ってたんです。
そんな人間がたどり着いた答えが、
静電容量無接点方式【NiZ Atom66】
Magic Keyboardが最高のパンタグラフキーボードであることは、間違いない。
それはホント。
でも、「手に負担が一番かからない」という点で見ると、静電容量無接点方式【NiZ Atom66】の方が、圧倒的に優れていました。
運指もめちゃスムーズにできるし!
実際に家で腰を据えて使ってみないとわからない世界が、そこにはあったのです。
なんか、長くなってすみません。。。
さて、NiZ Atom66に対する不安や疑問、どうでしょうか?
無くなったでしょうか?
次の章では、導入していきますよ♬
※「Atom66のここ、どうなってるのか教えてよ〜」ってとこが他にあれば、TwitterのDMから、お気軽にご質問下さい。
できる限りお答えしたいと思います(^o^)/
NiZキーボード Atom66の導入方法
では実際に、NiZ Atom66を導入していきましょう!
実際に始めて導入する方でも迷わないように、「始めてAtom66を買って導入する人の目線・導線・手順」に沿って書いてますので、安心して読み進めてください(^o^)/
まずはAtom66を購入しよう!
とはいえ、Atom66に限らずNiZのキーボードって、家電量販店などではほぼ置いてません。
なので、ネットで購入します!
ぼくの知る限り、NiZ Atom66を購入できるサイトは、この3つ↓↓↓
2023年1月18日現在、ダントツで安いのはAKEEYO!
以前はAmazonでもほとんど同じような価格で販売していたのですが、最近はけっこう高めな値段設定になってるようなので、今買うならAKEEYOが良いでしょう!
あとNiZキーボード公式サイトは英語のECサイトですが、商品ラインナップは一番豊富!!
よくよく見ると、「SOLD OUT(売り切れ)」の物もけっこうあるので要注意ですが、タイミングが合えばあれこれ豊富に選べるでしょう。
なので、NiZの新作が気になる方は、ここをブクマしてチェックするといい感じかと思います!
ただここはドルでの販売でして。。。
ここ最近のドル円のレートはかなりヤバヤバなので、、、レートが落ち着くまではちょっと値段キツイかなというのが、正直なとこ。
支払い方法はPayPalですから、ドル残高を持ってない状態でドルの買い物すれば、換金手数料もかかったりしますし、やっぱり値段はキツイな。
ただし、キートップ・スイッチや木製のパームレスト、それと他では見ないNiZ Atom66の有線バージョンも売ってるので、、、
「バッテリーなしの有線モデルが欲しい!」
「専用のパームレストが欲しい!」
という方は、NiZキーボード公式サイトから買うのもありかなと思います。
<※製品の保証期間について>
→ちょっと細かいですが、Amazonの商品ページ・AKEEYO公式サイト・製品付属の品質保証書に記載されてる表記がちょっとバラバラだったので、サポートにメールで質問してみました。
実際どうなのかなと思って。
その答えは、
AmazonからでもAKEEYOからでも、保証期間は「18ヶ月」
とのこと。(確認日:2021年10月23日)
日本だと1年保証が主流ですから、18ヶ月ってめちゃ長くて安心感ありますよね(^o^)
Atom66と接続しよう!
Atom66が届いたら、さっそく接続してみましょ♪
有線接続で使いたいなら、付属のケーブルを使って接続するだけでOK!
ただこのケーブル、キーボード側がUSB-C端子で、接続端末側がUSB端子になってるので、MacBookと接続する場合は、USBハブやApple純正のUSBアダプタが必要。
一応、Amazonの商品貼っておきますので、必要な方は見てみて下さい。(ちなみにハブは、対応OS・使える機器が製品によってかなり違うので、よくよく確認した方がいいです。)
Bluetooth接続方法と切り替え
Bluetoothで無線接続するなら、早速ペアリングして使ってみましょう!(ぼくのときはある程度充電されていたので、そのままけっこう使えました。)
まず、接続する機器のBluetoothをONにしておきます。
そしたらAtom66の左側面にある電源ボタンを長押しして電源を入れてから、ペアリング可能状態にしましょう。
ペアリング可能状態にするには、
右Fn+8 or 9 or 0を3秒間長押し
します。
「8」「9」「0」キーは、手前を見るとわかるように、それぞれBluetoothの1〜3に該当します。
8でいいとは思いますが、好きなとこを選択してください。
上記の操作後、選択したキーが素早く点滅し、ペアリング可能状態になります。
あとは接続機器側で、ペアリングの操作をすればOK!
これで繋がるはず。
※もし無線接続が安定しない場合は、付属のBluetoothレシーバーを使ってみましょう。
キーボード配列(Mac or Windows)の変更
使用するパソコンや機器のOSに応じて、Atom66のキーボード配列を変更します。
まず、配列は、、、
- Windows配列
- Mac配列
の2種類あります。
Win/Mac配列の変更方法は、、、
Fn+左Alt(側面にWin/Macと書いてるAltキー)を約3秒長押し
すると、アルファベットの「Oキー」が点滅します。
1回点滅=Win配列、2回点滅=Mac配列です。
これで、自分の環境にあった配列にしましょう!
Mac配列にした場合、、、
- Windowsキー→optionキー
- 左右のAltキー→commandキー
になります。
また、command・optionのキートップが付属してますので、これに付け替えると完全にMac用キーボードに!
カスタマイズ:キーボード操作編
そしたら軽く、キーボード本体だけでできるカスタマイズも試してみましょう。
説明書を見ると、本体だけでも様々なカスタマイズができますが、「絶対気になるよね!」って2つを、厳選して紹介します!
右Shiftキーのモード切り替え
Atom66の右Shiftキーはちょっと特殊で、矢印↑キー(up arrow)と共用になっており、
Fn+[右Shift]キー 長押し
で、モードを変更して使います。
※現状、ちょっと情報錯綜していて??他の記事やAmazonのレビューなどで、これとは違う方法が載ってたりしますが、ぼくが確かめた現状、正しい方法はこの記事に書いた方法です!
なので皆さ〜ん!
安心してこっちに付いてきて下さい(^o^)/
モードは3つあります。
「O」キー点滅回数 | 右Shiftの挙動 |
1回(初期状態) | ↑ |
2回 | Shift |
3回 | 単発押し=↑ 押した直後〜0.8秒位=Shift 0.8秒以上長押し=↑リピート |
こんな感じ。
上専用にするか、Shift専用にするか、押し方によって挙動が変わる兼用モードにするかを選べます。
ぼくは今、兼用モードで使ってます。
最初の頃は兼用モードはけっこう使いにくかったんですが、本体ファームウェアのアップデートで改良され、今は非常に使いやすくなってます(^o^)/
ぼくは兼用モードが使いやすいと思いますが、実際に使ってみて決めましょう!
もし、どれもイマイチだったら、キーボードのリマップソフトで「↑」と「Shift」を、完全に分離することもできます。
※その方法はこのあとの章『右Shiftと↑の分離』で詳しく書いてます!
自分に合った使い方にしましょう!
APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)
高級キーボードに搭載されていることが多い機能で、文字が入力される深さを設定できます。
これ、必ず自分で試して決めたほうが良いです。
浅い方がいいかと思ったんですが、ぼくの場合タイプミス(というよりは何回も入力しちゃう感じに)が多くなり、かえってストレスに汗汗
変更方法:右Fn+7
デフォルトは「中」になっていて、変更するたびに、
中→高→低→中→高→...
と変わります。
表にするとこんな感じ↓↓↓
APC | 文字が入力される深さ | OとCapsLockキーの光り方 |
高 | 浅い | 1回点滅 |
中 | デフォルト | 3回点滅 |
低 | 深い | 2回点滅 |
「O」「CapsLock」キーの光り方で、今の状態を把握できます。
ただ、電源OFFや再起動後は設定が「中」に戻るので、そこだけ注意しましょう。
キーボードリマップソフトを導入するぞ
キーボードリマップソフト(NiZ静電容量無接点式キーボード専用DIY編集プログラム)を導入する準備をしましょう!
※このソフトはWindows専用なので、Windowsパソコン or タブレット、またはWindowsソフトを使える環境(Wine、仮想環境など)を用意しましょう。
環境がまだない方は、つい最近、最高にすばらしい仮想マシンソフトを見つけたので、よかったらこの記事を参考にして下さい(^o^)/
準備が終わったら、WindowsパソコンまたはWindowsソフトを使える環境で、無料のキーリマッピングソフトをダウンロードします。
ちなみに、
- Atom66の箱に貼ってあるでっかいQRコード(AKEEYOサイト)
- NiZキーボード公式サイト(英語のECサイト)
のどちらのサイトからでもソフトはダウンロードできますが、おすすめは、、、
NiZキーボード公式サイト
こちらをおすすめする理由は、以下3点。
- 公開されてるファイルの更新が早い
- ファ―ムウェアの更新ログも確認できる(要Discordアカウント)
- ダウンロードするソフトのサイズが小さい(AKEEYOサイトの半分くらい)
だからです。
AKEEYOで用意されてるキーボードリマップソフトウェアが入っているファイルには、正直いろいろ余計なものが付いてきます。
このソフトに慣れてる人なら「あ、これ多分いらないね」とか思えますが、初見だと「これなに?いるのかなぁ?」みたいになって絶対迷う。
なので、NiZキーボード公式サイトでダウンロードしましょう!
→NiZキーボード公式サイト>>FIRMWARE&UPGRADE

このページに、NiZキーボードの、、、
- キーボードリマップソフト
- ファームウェアの更新データ
- ファームウェアの更新ログを確認できるDiscord
- 説明書
- その他使えるファイル
が一通りまとめてあります。
この記事ではここから「キーボードリマップソフト本体」と「ファームウェアの更新データファイル」をダウンロードします。
では、赤枠「Atom66」をクリックします。
キーボードリマップソフトのダウンロード

するとこのように、Googleドライブが開きます。
まずは赤枠の「Software」をダウンロードします。これがキーボードリマップソフトなんです。
赤枠部分にカーソールを合わせると、ダウンロードマークに変化してダウンロードできます。
変化しない場合は、「右クリック」→「ダウンロード」でOK!
ファームウェア更新ファイルのダウンロード
同じこの画面から、ファームウェア更新ファイルもダウンロードします。
この記事で紹介しているNiZ Atom66は、
BluetoothありRGBバックライトなしモデル

なので赤枠「Atom66 EC-BLE」をダブルクリックします。
すると下のように、ファームウェアの更新ファイルが表示されます。

この中の、最新の日付のものをダウンロードしましょう。
これでここでの作業は完了。
ちなみに、ここにある説明書は英語版なので、いったんスルーします。(気になる方はダウンロードしても、もちろんOK)
次の章で、日本語の説明書をダウンロードするので(^o^)
<※ファームウェアの更新ファイルについて>
Googleドライブの更新履歴を見ていると、ほとんどの場合、最新のファームウェアがいち早く公開されるのはNiZキーボード公式サイトのようですが、どうも時期によってはAKEEYOの方が早いときもあるようなんです。
見た感じ、AKEEYOの方はあまり更新されてないっぽいのですが、突然新しいものがポッとAKEEYOの方に置かれることもあるみたいで。
なのでAKEEYOのファームウェア更新の置き場も、見た方がいいかもです。
→ソフトウェア更新(AKEEYOサポートセンター)
上記リンククリック後、「66キー プログラムソフトウェア」→(もう一度)「66キー プログラムソフトウェア」→「66キー更新ファイル」
とクリックしていくと、

このように、66キーのファームウェア更新ファイル置き場に来ます。
さらに赤枠のフォルダを開いてみると、

NiZキーボード公式サイトで公開されているものよりも、さらに新しいバージョンのbinファイル(更新ファイル)が見つかりました。
やっぱり、こちらも確認した方が良さそうですね。
説明書をダウンロード
Atom66の説明書は3つあります。
- 商品に付属している紙の説明書(日本語)
- NiZキーボード公式サイトにある説明書(英語)
- AKEEYOサイトにある説明書(日本語)
軽く見た感じ、AKEEYOの説明書はNiZキーボードサイトの説明書をもとにしているようなので、英語の説明書はとくに必要なさそう。
なので、AKEEYOサイトにある日本語の説明書をダウンロードしましょう。
これには、紙の説明書には書いてない、キーボードリマップソフトの使い方も書いているので、役に立ちます!!
まずは下のリンクから、AKEEYOのサポートセンターにある説明書のページに行きます。
→NIZ keyboard>取扱説明書(AKEEYOサポートセンター)

赤枠「最新66キーボード」クリックすると、

こんな感じで説明書のPDFが開きます。
これをダウンロードし、保存。
カラーでレイアウトも整ってるので、紙の説明書より見やすい!!
リマップソフトとファームウェアのzipファイルを解凍
さきほどダウンロードしたファイルを見て下さい。

この中の、2つのzipファイルを解凍しましょう。
Windows10の標準機能でも解凍できますが、ぼくがやったとき、ソフトウェアのexeファイルを開くときに、管理者の権限じゃないと開かないという面倒くさい自体になっていたので、解凍ソフトを使って解凍しました。
ぼくはWindowsで利用できるフリーソフトの『7-Zip』で解凍しました。つい最近も更新されているので、安心感あるかなと感じて選びました。
これで解凍したら、exeファイルダブルクリックだけで、問題なく普通に開けました。
まだWindowsをメインで使っていた頃は、解凍ソフトは+Lhacaを使ってましたが、せっかくなので7-Zipに乗り換えてみました。
で、解凍するとこんな感じ↓↓↓

「2021.04 update」の中にファームウェア更新ファイル、「Software」の中にキーボードリマップソフトが入ってます。
※<コラム:rarファイルの解凍にも便利な7-Zip>
これは完全に本題から脱線した内容なので、興味のない方はスルーして下さいな内容なんですが、、、
この記事を書く前に、Atom66の箱に貼ってある、でっかくて「NiZ静電容量無接点式キーボード専用DIY編集プログラム」と書いてあるQRコードを読み込みこんで、AKEEYOのサイトでキーボードリマップソフトをダウンロードしたんですよ。
そのとき理由はわからないんですが、zip形式じゃなくrar形式に圧縮されたんです。(OSはWin8.1、ブラウザはEdgeでした。Win10 Edgeでダウンロードするとzipになるので、OS起因かなぁ??)
7-Zipならzipもrarも解凍できるので、便利にしかも無料で使えますよ!
キーボードリマップソフトを起動する
じゃ、使ってみましょっか。
まず、キーボードリマップソフトを使う前にAtom66を、、、
- Windows配列にする(Fn+左Alt)
- Programモードにする(右Fn+[+])
- 付属のケーブルを使って、Atom66とパソコン本体を有線接続する
ことが必要です。
こうしておかないと、キーボードのリマッピングができません。
※もっと詳しく設定方法を確認したい方は、冒頭の『特によく使う操作・設定方法一覧』を見て下さい。
<ちょっと補足>
Amazonの商品説明の「この商品について」→「・キートップを交換する器具が〜」の文章の最後のとこを読んでぼくは『このキーボードリマップソフトは、設定すれば無線でも使えるようになるのか』と解釈したのですが、結論、、、
【有線でのみ設定可能】
AKEEYOのサポートに質問して確かめたので、間違いありません。
もちろん無線でも設定できれば嬉しかったですが、設定内容はキーボード本体に保存されますので、一度設定してしまえばほとんどいじらないし、問題ないっす(^o^)/
ここまで出来たら、ソフトを開きましょう!
まず「Software」をダブルクリックすると、

こんな感じの画面になるので、赤枠「66EC(XRGB)Ble」をダブルクリックします。(必要に応じて、このアプリのショートカットを作成しておくと、便利かもです。)
すると、

こんな風にキーボードリマップソフトウェア(NiZ静電容量無接点式キーボード専用DIY編集プログラム)が起動します。
表示を英語にする(日本語はないので)
このままの中国語(?)だと全然わからないので、英語にします。

右上の「English」クリックで、

英語表記に変わります。
ファームウェアの更新
今度はキーボードのファームウェアを更新します。
まず、現在のキーボードのファームウェアのバージョンを確認したいので、

「Update」をクリックします。

このような画面が表示されるので、「Get Version」をクリックします。
※多分、クリックしなくてもすでに左側に表示されてるとは思うのですが、念のためにポチッとしてみてください。
で、『ここに表示されているバージョン』と、さきほどダウンロードしたファームウェア更新ファイルの中にある『binファイルの名前に書かれているバージョン』を見比べて下さい。
そのとき、ここに表示されているバージョンの方が新しいときは、すでに最新のファームウェアになっているので更新不要。
binファイルの方が新しいバージョンだったら、
- 「Open」クリック
- ダウンロードしたファームウェア更新ファイルの中にある「bin」ファイルを選択
- 「Update」クリック
これでしばらくそのまま待ちます。
途中、ポップアップが出てきても、メーターが満タンになるまではほっておいて下さい。(仮想環境でやったとき、メーターが満タンになる前にポップアップがでてきたので「OK」押して閉じたら、キーボードの状態が初期状態に戻ってしまったことがあったので。。。)
最後まで待てば、キーボードのファームウェアが更新されます。
これで準備はOK!
カスタマイズ:キーボードリマップ編
あとはダウンロードした日本語の説明書を見ながら、自分好みにカスタマイズしていけばOK!
ここでは、注意点だけまとめておきます。
有線接続+Win配列+Programモード
この記事を上から順番に読んでくださっているあなたには2重の説明になってしまいますが、一応、目次クリックでここに来ても問題なく使えるようにするために、説明します。
キーボードリマップソフト(=DIY編集プログラム)を使う前に、有線接続してからキーボードの操作で、下の状態にしておきましょう。
- Win配列
(Fn+左Alt(側面にWin/Macと書いてるAltキー)を約3秒長押し) - Programモード
(右Fn+[+])
※操作方法、詳しくは冒頭の『特によく使う操作・設定方法一覧』をご確認ください。
こうしておかないと、キーボードリマップソフトでキーバインドができませんので、忘れずにこれらをしましょう。
右Shiftと↑の分離
前述したように、[右Shift]キーは3つのモードで使えます。
が、それでも「どのモードにしても使いづらい。。。」という場合は、
[右Shift]キーと[↑]キーを分離しちゃいましょう!
分離方法は、たとえば、、、
- [右Shift]キーを[左Shift]キー(Single Left SHIFT)に変更する
- [Delete]キーを[↑]キー(Single UP ARROW)に変更する
これだけです。
これで完全に分離できます!
ただし!
現状、[右Shift]キーの本来の機能を一度変更してしまうと、元に戻すのが少し手間かかります。
その点だけ、ご注意ください。
他には、、、
- [右Shift]キーを[Shift]専用にして、[↑](Up Arrow)はアプリのショートカット入力で実現したり、Karabiner-Elementsで[↑]をショートカットで入力できるように設定する
- [右Shift]キーを[↑](Up Arrow)に変更して、右Shiftはなしでいく
こんな方法もあります。
これを参考に、自分の使いやすいように変更してみましょう。
Fnキーの変更の仕方
ぼく最初「ん?Fnだけ変更できないじゃん汗」ってなったので、書いておきます。
まず、

Fnに変更したいキーをクリックすると、

画面が開くので、「Function」クリックします。

LFN=左Fn、RFN=右Fnです。
割り当てたいFnをクリックして選択し、「OK」クリックでFnキーに変更できます。
日本語入力
キーボードのリマップで、日本語入力への変換も実装できるようなんですが、そうするとどれか一つのキーを8変換専用にしないといけないっぽくて。。。
ぼくはそれが嫌なので、無料で使えるKarabiner-Elementsで、⌘押すことで入力の変換をできるようにしてます。
めちゃくちゃ便利ですよ(^o^)/
困ったときの対処法
実際にAtom66を使っていて、困ったことが起きたときには、ここを見て下さい(^o^)/
ここを見ても解決できないときは、製品付属の説明書に書いてあるサービスセンターに電話 or メールで問い合わせて下さい。
右Shiftキーが説明にある挙動をしてくれない
まず、確認するのは以下2点。
- 右Shiftキー:現在のモード
- 最初にあった右Shiftキーを削除していないか?
まずはこの記事冒頭に書いた『特によく使う操作・設定方法一覧』を見ながら、今どのモードになっているかを確認し、動作を確認しましょう。
それでもやっぱりうまく機能してないときは、キーボードリマップソフトを開いて「Read All」して、、
[右Shift]キーの「NoneFN」が、「Function MouseLock」(ファームウェアのバージョンによっては「Single Right Shift」)になってるか
を、確認します。
※ぼくが買ったときは、初期状態の[右Shift]キーって、NoneFN時はたしか「Single Right Shift」ってなってたと思うんですが、
今はファームウェア更新によって「Function MouseLock」に変更されたっぽいんです。(もしかしたら今はデフォルトで「Single UP ARROW」になってるのかも)
もしなってなければ、右Shiftキーに「Function MouseLock」を割り当れば、解決するはず。
ですが、Singleのタブを見ても、他のタブを見ても、、、どこにもそんなキーなくて。。。
なので、失われた「Function MouseLock」キーを、右Shiftキーに呼び戻しましょう!
その手順は、、、
- Atom66をOfficeモードにして、キーボードリマップソフトを起動
- 「Read All」→「Save」→一度ソフトを落とす
- Atom66をProgramモードにして、ソフトを起動
- 「Open」して、先ほどSaveしたファイルを呼び出す
これで右Shiftキーが本来の機能をしてくれる「Function MouseLock」に戻りますので、あとは他のキーを、自分好みのカスタマイズに戻しましょう!
これで完了!
ちょっと手元で確認できないのですが、もしかしたら買った直後の初期状態でも、右Shiftって今は「Single UP ARROW」になってるかもしれません。
その状態のときも、上記の方法で「Function MouseLock」キーを取り戻しましょう!
YouはShock!!
す、すいません。。。
有線で接続すると[command]と[option]の位置が入れ替わっちゃう
これはぼくの環境だけかもですが、無線では普通に使えるのに、なぜか有線で繋いだときにだけ、左右両方ともcommandとoptionが見事に逆転してて汗汗
「え?なんで??」となってました(笑)
が、単純に、、、
有線接続の状態で、Mac配列に変更
これで治りました!
こうなった原因は、、、これは推測ですが、、、
無線では確かにMac配列にして使っていたのですが、有線でキーボードリマップソフトでDIYしたときにWindows配列にしていて、終わったときに配列変更をしなかった。
そもそも無線と有線で配列の情報が別々に記憶される仕様(これもあくまでも推測です)なので、無線時にはなんともなく、有線時にこんな感じになってしまった、、、ってことなのかなぁ??
と、推測します。
突然「8」キーがゆっくり点滅してる
Bluetooth接続中、もしくはBluetooth接続が切れてるのかと思われます。
CapsLockやOキーのあたりが光りっぱなしになってる
ファームウェアを更新すると、そうなります。
そのうち消えるので、放っておきましょう。
ファームウェア更新後、有線接続が切れちゃう
ファームウェア更新すると、最後に接続切れる場合もありますが、更新は多分成功してるはずなので、落ち着いてバージョンを確認してみましょう!
ファームウェア更新完了したけどバージョン変わらない

これは「キーボードリマップソフト」のバージョン。

こっちが「NiZ Atom66本体のファームウェアの」バージョン。
キーボードリマップソフトでキー変更時、設定したいキーを打ちこんでも違う文字が出てくる
恐らくIME(キーボードの入力方式)が「US」じゃなく「日本語」になっているから。
OSがWindows10ならCortanaに「キーボード詳細設定」と打ち込み、
「キーボード詳細設定」の画面に行く→「既定の入力方式の上書き」→「英語(米国)- US」を選択しましょう。
ここが「日本語 - Microsoft IME」になってると、変になります汗
キーボードリマップソフトで「Read All」しても読み込めない(反映されない)
Officeモード、もしくはMac配列になってるのが原因かも。
Programモード、Windows配列にしてからまたやってみましょう!
ちなみにファームウェア更新後は、自動的にOfficeモードになるっぽいです。
まとめ:NiZ Atom66は、おすすめできる最高のキーボードです!
使い心地もコスパも最高の静電容量無接点方式キーボード、それが、、、
NiZ Atom66!!
自分好みにカスタマイズし、最高のパソコン作業環境を構築しましょ♪
長時間タイピングしても疲れないこのキーボードがあれば、一生パソコン作業しても、きっと大丈夫(^o^)/
こいつに出会ってテンソン爆上げなので、最後に叫びます。
「ディバ○ディン○ドラ○バァァァッ〜〜〜〜〜〜〜!!」