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WebPを導入するぞ!【画像変換・振り分け・Photoshop】

2022年3月12日

執筆者:スティーブ

WebP対応のブラウザは、もはや全体の90%以上

WebP画像をWebで見るだけなら、WebPに対応したブラウザを使えばOK!

ただ、自分のブログ・サイトにWebP形式の画像を使いたい場合は、どうすればいいのか?

GoogleのSquooshとかPhotoshopとかで、WebP形式で画像を書き出すだけでいいの?いや、絶対他に何かあるでしょ??

そんな疑問があるとき、ぼくの中で起こりまして。

そこであれこれ勉強しました。

そしたらチェックポイントや必要なことが、やっぱり結構ありまして(笑)

ざっとまとめると、こんな感じ↓↓↓

  • そもそもどんな方法で、WebP対応をするのか?
  • ブログ・サイトのサーバーがWebPの配信に対応しているか?
  • WordPressがWebPに対応したバージョンになってるか?
  • パソコンがWebPに対応しているか?(必須ではない)
  • WebP画像の書き出し・変換方法はどうするか?
  • WebP画像と従来形式の画像の、振り分けをするのか?(必須ではない)
  • 画像のリダイレクトは必要か?

まぁ、大したことないものもありますが、それでもこのように書いてみると、けっこうありますよね。

この記事では上記内容を、WebP画像を自分のブログ・サイトに導入するときに必要になる順に、できるだけわかりやすく紹介&解説していきます。

パソジユではすでにWebP画像を導入してます!(画像全部じゃないですけど)

ワクワクする新しいもの、あなたも使ってみませんか??(^o^)/

※WebPの概要やメリット・デメリットなども知りたい方は、こちらの記事から見るのがおすすめです(^o^)/

その名は【WebP】~JPG・PNG・GIFに変わる次世代画像フォーマット!

続きを見る

WebPをどんな方法で導入するか?〜さらっと概要をおさえよう

この記事ではWebP画像を作成するのに必要なものについて、あれこれ解説していきますが、まずはさら〜〜っと、WebP導入の全体像をつかみましょう!

まず、WebP形式の画像を導入するのに必要な手順は、実は非常にシンプルでして、、、

  1. WebP画像を作成する
  2. 画像をサーバーにアップロードする
  3. ブログ・サイト上に画像を配信する

この3つだけ。

これらについて、少し解説します。

WebP画像を作成する

まずはWebP画像作成の方法。

大きく分けて、作成方法は3種類↓↓↓

  • WebPShop や Squoosh
  • コマンドラインツール
  • WordPressプラグイン

これらについて、かんたんに説明します。

WebPShop や Squoosh

→「新規でWebP画像を作成(保存・書き出し・編集)したい」「既存の画像を1つ1つ目で見て、WebPに変換したい」という場合、これらのツールを使います。

コマンドラインツール

→ブログ・サイトの大量にある既存の画像を、とにかく一斉にWebPに変換したいなら、これを使って変換します。

WordPressプラグイン

→パソコンでWebP画像を扱えない(保存や編集ができない)場合や、いろいろ面倒なことはすっ飛ばして、とにかく簡単にWebPを導入したい人は、これが一番ラクでいいでしょう!

また「コマンドラインツールは難しそうだから使いたくないけど、画像の一斉変換はしたいんだよなぁ」という場合にも、活躍してくれるでしょう。

このように、用途・目的別にツールを使い分け、WebP画像を作成します。

画像をサーバーにアップロードする

これは特にどうってことはなく、いつものように画像をアップロードすればOK!

ただ、、

WordPressバージョンが、WebPに対応しているバージョン以上になってることが必要!

いつも最新のバージョンを使ってる方は、何も気にしなくて大丈夫。

ここではさらっとこんな感じに。

詳しくは、後ほどの章で書きます。

ブログ・サイト上に画像を配信する

これもたとえば「画像は全てWebPだけにする」とか「これから使う新規画像はWebPでいくけど、今までに作った既存の画像はそのまま使い続ける」なら、とくに考えることはないかな。

だけど「WebPに対応したブラウザにはWebP画像を配信し、WebP非対応のブラウザにはJPGやPNG画像を配信したい」という場合は、画像の配信振り分けをするための用意(設定)が必要になります。

方法は3種類↓↓↓

  • .htaccessでの振り分け
  • HTMLのpicture要素での振り分け
  • AkamaiのImage Managerなどで、ブラウザごとに最適な画像を自動生成&配信(いわゆるCDNによる、画像自動最適化配信)

この中から自分が一番やりやすい方法で、画像の振り分けをします。

あくまでも画像の振り分けをしたい人は、ですよ。必ずしなくちゃいけない対応ではないので。

とまぁ、、、概要はこんな感じ!

大体の感じ、つかめたでしょうか?

いろんなサイト見てると「なんかWebP画像導入するのって、難しいのかな?条件厳しいのかな??」とか思ってしまうかもしれませんが、実は難しいことは全然ないです。

確かに配信画像の振り分けや、既存の画像を一斉にWebP画像に変換しようとすると手間がかかりますが、これから作る新しい画像をWebP形式にするだけなら、負担はほとんどありません。

さ、もう少し話を掘り下げましょっか(^o^)/

WebPを導入する前の確認ポイント!

「ブログ・サイトの画像をWebPにしたい!」と思っても、条件を満たしていないとできません。

またWebPを導入する際の確認ポイントは、

  • どんなふうにWebPを導入したいか?
  • どう扱いたいか?

によっても変わってきます。

なので確認が必要なポイントを、1つずつ見ていきましょう!

ブログ・サイトのサーバーがWebPに対応しているか?

まずはここが一番大事!!

自分のブログやサイトを置いてるサーバーがWebPに対応してなければ、そもそもWebP画像を配信できません。

なので、、

お使いのサーバーの説明書やニュース(更新履歴)などを見て、WebPに対応してるかを確認しましょう!

サイトの検索ボックスに「webp」とかで検索すると、情報が出てくるはず。

ちなみにぼくも利用してるエックスサーバーだと、、、

PHP 5.6、PHP 7.0以降のバージョンで、WebP使用可能!

とのこと。

とはいえ、実はPHP7.4のセキュリティサポートは2022年11月28日で終了しているんです。

「だったら黙って7.4よりも新しいバージョンを使う方がいいよね」となるじゃないですか?

エックスサーバーだとそれより新しいバージョンは、PHP8.0〜8.3が使用可能。

これにあわせて、エックスサーバーの「PHPのバージョンについて」というページも見てみると、こんな風にも書いてあります↓↓↓

PHPバージョン説明-エックスサーバー_最新8_3_x

現在公式にサポートされてるバージョンがPHP 8.3であり、推奨バージョンがPHP 8.2ということがわかります。

<参考>

WordPress 6.6 Server Compatibility(WORDPRESS.ORG)

その他参考「各WordPressバージョンのPHP対応可否の一覧表」:PHP Compatibility and WordPress Versions(WORDPRESS.ORG)

<WordPress旧バージョンの推奨PHP参考>

とはいえここで、実は何よりも大事なポイントがありまして、そもそもお使いの、、、

「WordPressテーマの対応(推奨)PHPが7.4」

という場合があります。

いくらサーバーやWordPress側で「PHP 8.3を導入しました!」「PHP 8.2の使用が推奨だよ!」とか言われても、あなたのブログやサイトで利用してるWordPressテーマがこれらのPHPバージョンに対応していなければ、そもそも使えません(汗)

なので、、

WordPress公式がサポートしているより新しいPHPバージョンが利用できるならもちろんその方がいいけれど、使用しているWordPressテーマがそのPHPバージョンに対応してないと使えないので、、、

テーマが対応しているPHPバージョンでWebP使えば、OK!

もしテーマが対応しているPHPのバージョンがめちゃくちゃ低いのなら、テーマの変更も考えた方がいいのかもしれません。

まずはお使いのWordPressテーマやプラグインが対応しているPHPバージョンも一緒に、確認してみましょう!

確認せずにとりまサーバー側でPHPバージョン変更なんてしちゃうと「ブログ・サイトが表示されない!真っ白!」とかなって焦りますよ(汗)

かなり前の話ですが、実際ぼくがそうなって焦ってましたwwwwww

WordPressがWebPに対応したバージョンになってるか?

WordPress5.8以上ならOK!

WordPressを常に最新のバージョンで使っている方は、特に気にすることはありません。

ただ仕事の兼ね合いや使っているテーマ・プラグインなどの都合でWordPressのバージョンを抑えている方は、確認しましょう。

これより低いバージョンだと、WebPを扱えません(汗)

パソコンがWebPに対応しているか?(必須ではない)

WordPressにJPGやPNG画像をアップロードするだけで、自動的に画像をWebPに変換してくれるようなプラグインを使ってWebP対応するなら、作業に使うパソコン(スマホ・タブレット)のWebP対応は必要ありません。

ですが、作成したWebP画像を「パソコン上に一時的にでも保存したい」とか「パソコンで見たい・編集したい」と考えてるなら、パソコンもWebP形式の画像に対応している必要があります。

そこで、主要OSのWebP対応状況を確認してみましょう!

現状、こんな感じ↓↓↓

OSWebPを
扱えるバージョン
macOSBig Sur以上
Windows???
Android4.3以上(WebP Lossyだけなら4.0から可)
iOS / iPadOS14以上

Mac、Android、iPhoneとiPadは見ての通りです。

ただWindowsに関しては一言でサクッと言えないので、ちょっと説明します。

まず、Windows10やWindows11のWebP対応についての、Microsoftの公式な情報を探してみたのですが、どうも見つからない。

Google検索にもMicrosoftのHPにも、どこにも(汗)

そこで、手元のWindows10で実験してみました。

<実験内容>
Windows10のEdge・Braveで、WebP画像をダウンロードしたら、どうなるのか?

<結果>
どちらの場合でも「Microsoft Edge HTML Document」というファイルになった。

さらにこの「Microsoft Edge HTML Document」についてわかったことは、、、

  • 通常の画像とは違い、JPGやPNGのようにWindows標準アプリのフォトでは開けず、Edgeかペイントでしか開けない模様。
  • Edgeで画像を見れるが編集はできず、ペイントで閲覧・編集はできるがwebp形式での保存はできず、という状態(激汗)
  • エクスプローラーのプレビューで、画像やファイルサイズを確認できる。しかし、この操作をしているときにWindowsの動作がモタついたり、「エクスプローラー(応答なし)」となることもあった。
  • このファイルをgmailに添付して自分に送信→Macでファイルをダウンロードすると、「Microsoft Edge HTML Document」ではなく、通常の「.webp」の画像ファイルになる。

なので、、、

  • とくに対策しなくても、Windowsで画像の保存はできそう。(不便さはあるが。)
  • 画像も、、まぁ見れるよね。
  • でも画像を「おっきい画面で見たい!」とか「編集したい!」となると不便がある、というかぶっちゃけ「編集→保存」は、、、きっついかな。

以上から、、、

全くの非対応というわけではないが、日常的な画像編集までやるのは、、、そのままではちょっとキビい(汗)

ちょっとした保存程度なら、そのままでも大丈夫かも。

だけどまともにガッツンガッツン使えるようにしたいなら、コーデックやアプリのインストールが必要でしょう。

ここら辺は実際のあなたの環境に合わせて、対策しましょう(^o^)/

(※こういうところ、Macの方が便利だなと感じます。値段は高いですけどね(汗))

画像の配信振り分けをするのか?

実はこれ、かなり大事なポイント!

先ほども軽く話しましたが、要は、、、

WebP対応ブラウザと非対応ブラウザに対して、配信する画像の出し分け(WebP or JPG/PNG)をするのかどうか

ってことです。

なので、

  • 既存記事の画像はそのままいじらず、これから書く記事の画像をWebPだけにする
  • 全ての記事の画像を全てWebPだけにする

という場合は、振り分けの必要は、ありません。

ぶっちゃけ画像の振り分けをするかしないかで、手間がめちゃくちゃ変わります!!

もちろんしない方が手間が圧倒的に少なくなるし、画像の保存場所の容量も少なくて済みます!!

ぼくの個人的な見解としては、、、

ほとんどの人は、振り分けしなくてもいいんじゃないかな

と予想します。

とはいえ、実際のブログ・サイトの集客層や運営方針によっても結論は変わりますので、調査してみるのが、一番確実。

パソジユで行った調査や考察をこの記事にまとめてますので、よかったら参考にしてみてください(^o^)/↓↓↓

さぁ、WebP導入前の確認ポイントはこんなところです。

大丈夫そう?

準備OKなら、次の章に進みましょ♪

WebP画像の書き出し・変換方法

まずぼくの知る限り、WebP画像を作成する方法は、大きく分けて2つあります。

  • WordPressプラグインを使う方法
  • 他のツールを使って、WebP形式の画像を作成する方法

①は最もお手軽。

JPGやPNGで作った画像をWordPressにアップロードするだけで、WebP画像を作成してくれるようになってる(のがほとんどっぽい)から。

ただ、、、

  • 自分のパソコンに保存する元画像の容量も少なくしたい
  • 画像ごとに細かく圧縮具合などを、自分で確認しながらやりたい

のなら、②でやるのがよき!

プラグインはめっちゃ手軽だけど、WebP編集ツールを使って自分で圧縮具合も見ながらやった方が、画像の容量も減らせるし、品質も保てますから。

おしゃべりはこのくらいにして、WebP画像を作る方法を解説していきます。

PhotoshopでWebPを快適に扱えるようにする「WebPShop」

実はPhotoshopでもv 23.2以降、デフォルトでWebPファイルへの対応が始まりました!!

なので、とくに設定とかしなくてもWebPファイルを普通に読み込めるし、編集・保存・WebPへの変換(書き出し)も手軽にできるようになってます。

ただし、保存にちょ〜〜っと難があり、実際にWebP形式でファイルを保存してみると、、、

WebPオプションによる保存
(Photoshop v 23.2.1〜)

こんな感じのダイアログに。

これの何が不便かと言うと、、、

  • できあがる画像のプレビューが見れない
    =編集しながら画質の確認ができない
  • 「ファイル(小)〜ファイル(大)」のスライダーを動かすことで画像の容量を調整できるが、具体的な数値は表示されない
    =できあがる画像の容量の、具体的な数値がわからない

だから実際に作ってみないと、どんな画像になるか&何KBになるかがわかんないんですよね(汗)

なので現時点では、、、

WebPShopでやった方が断然いい!!

と言うわけで、Googleが提供するプラグイン『WebPShop』をインストールして、Photoshopで快適にWebPを扱えるようにしましょう!

突然始めちゃいますよ(笑)

まず、Google Developersの『WebPShop』のページに行きます。

GitHub入口

赤枠「these instructions」をクリックします。

するとこのように、GitHubのWebPShopプラグインのInstallationの画面に飛びます。

WebPShopプラグイン-ダウンロード

軽く見てもらうとわかるように、WebPShopプラグインファイルへの直リンク、Mac用と×64プロセッサ(intelやAMDなど)を使ってるWindows用のものが、2つ貼ってあります。

ですが上記画像のように、最新版ではないバージョンへのリンクになってる場合もあるようでして。。。

なので、一番上の赤枠のリンクをクリックして、進みます。

すると、WebPShopのリリースノートの一覧ページに来るので、

WebPShopプラグイン-ファイル選択

「なるべく上にある新しいバージョン」かつ「自分が使ってるOS用のプラグインファイル」のリンクをクリックし、ダウンロードします。

※Windows向けの修正のバージョンなどもあるので、全てのバージョンに必ずMac用・Windows(ARM64)用・Windows(×64)用全てがあるわけではありません。

ちなみに今はWebPShop0.4.3が最新ですが、Mac向けの最新バージョンは0.4.2です。

ちなみにこの0.4.2、Photoshop 2025(v 26.0.0)でも問題なく動作してます!

ここではMac用のリンクをクリックします。

「WebPShop_0_4_2_Mac_Universal.zip」というファイルがダウンロードされますので、これをダブルクリックし、解凍。(zipファイルは消去しちゃってOK)

すると「WebPShop.plugin」というフォルダが出てきますので、これを『WebPShopのInstallation(GitHub)』に書いてあるように、、、

WebPShop-pluginをPlug-insに移動

「アプリケーション/Adobe Photoshop(WebPShopをインストールしたいバージョン)/Plug-ins」の直下に置きます。

Finderを上記画像のような表示形式にして、「Plug-ins」に「WebPShop.plugin」をドラッグ&ドロップするだけでOK!

そしたらPhotoshopを立ち上げます。(もし、Photoshopを開いていたなら、Photoshopを落とし、もう一度立ち上げます。)

で、ぼくはここで試しに、手元にあるWebp画像を読み込もうとしたのですが、、、

webpshop開けない

この画面が出てきて進めないwww

そしたら1度だけでいいので「OK」をクリックします。

OKを何回押しても無限にこの表示が繰り返されるので、あとは放置したまま「セキュリティとプライバシー」の画面を開き、

セキュリティとプライバシー

鍵を外す→このまま許可をクリックし、また鍵をかけます。

再度webp画像を開こうとすると、また注意みたいなポップアップが出てきますが、「開く」で進みます。

これでWebP画像を読み込めます!

同時にJPG・PNG・GIFなどをWebPフォーマットに変換できるようにもなってます!

※このWebPプラグイン(WebPShop.plugin)は定期的にアップデートされてるようなので、できる限り新しいものを使うようにするのがよき!

ちなみに画像をWebPに変換・保存するには、Photoshopで画像を読み込んだ状態で、

[shift+⌘+S]
or
「ファイル」→「別名で保存」をクリック

すると、このような画面になるので、、、

WebPに変換

フォーマットを「WebPShop」にして「保存」をクリックします。

※フォーマットには「WebP」もあるので、間違わないようにしましょう。

とはいえ、そっちを開いても違う画面が出るだけで、何も害はありません。

WebP変換設定

「Preview」のとこにチェックを入れれば、上記画像のような表示になります!

ちょっと前のバージョンだと、プレビュー表示が小さくて見辛く、拡大表示する範囲も狭かったので、少し使いづらかった。

そこら辺が改善されてて、ありがたやです!

<Quality>
ここがいじるとこのメイン。
スライダー or 数値入力で画質を決める。
Lossy0〜Loseless100で調整可能。
画像を写真に使うなら、70前後から調整するのが良さげ。
アイコンやWebで使うなら、30くらいにすることも珍しくないとのこと。

Qualityの数値WebPの種類(圧縮方式)
0〜97Lossy(非可逆圧縮)
98、99Near-lossless(準可逆圧縮)
100Lossless(可逆圧縮)

<Compression>
圧縮速度。
遅くするほど画質が向上し、ファイルサイズも小さくなる。
、、、とのことですが、Qualityの設定によっては、デフォルトの方が容量小さくなる場合もあるので、様子を見ながら使ってください。

<Preview>
最終的な画像の容量と見た目を確認できます。
ただし実際の容量はここに表示されるものより、多少大きくなる傾向があります。

<Metadata>
基本的にはチェック入れなくていい。
ただ画像によってはチェックを入れないと、色味などがだいぶ変化するものもあるようなので、必要に応じて使いましょう。

手元であれこれやって、様子を見ながら使いましょう!

Googleの「Squoosh」

「Photoshop使ってないよ〜」とか「今使ってる画像編集ツールがWebPに対応してない」なら、誰でも無料ですぐに使える、、、

Squoosh

がおすすめ!

これはWebPを開発したGoogleが提供しているツールで、インストールする必要がなく、Squooshのサイトに行ってブラウザ上に画像をドラッグ&ドロップするだけで使えるので、超簡単(^o^)/

しかもこのSquoosh、画像のデータをSquooshのサーバーに送ることなく、手元のパソコン・スマホに置いたままで作業できるから、、、

  • 安全性が高い
  • 余計なGBを消費することもない

ね?

手軽でしょ!(笑)

色々と細かい調整もできますし、圧縮前後の画像を並べて見比べることもでき、画面表示も大きいから見やすくて、使い勝手は最高!

それとこのSquooshはWebPに限らず、いろんな画像フォーマットに変換できるのも魅力。

とにかく、『Squoosh』に行って使ってみましょっか!

Squoosh

ピンクのもやもやに画像をドラッグ&ドロップ、もしくはもやもやのあたりをクリックして、ファイルを選択。

すぐ下にあるサンプル画像を使ってもOK!

すると、、、

Squoosh-編集

こんな感じで2画面表示の編集画面になります。

デカっ!(笑)

初期状態だと左側(画面2)が元の画像、右側(画面1)で圧縮・変換をするような感じになってます。

ただ左側(画面2)でも同じように圧縮・変換できますので、「WebPのlossyとlossless、どっちがいいかな?」とかの比較もできます!

設定が決まったら、右下のダウンロードボタンを押せば、画像をダウンロードできます!

ねっ?簡単でしょ(^o^)/

それとSquooshが気に入ったら、既存の画像をまとめて一括での変換もできる『CLI版(=Squoosh CLI)』や『API版(=libSquoosh)』の使用を検討してもいかもしれません。

※CLIとAPIって何??〜「初心者でもイメージできるように」を目指した、超ざっくりとした説明(正確性には欠けてますw)

CLI = Command Line Interface
→Macのターミナル、Windowsのコマンドプロンプト・パワーシェルのようなコマンドラインで操作するやつがCLI
真っ黒な画面に白文字でパチパチ入力してやるあの感じ。

API = Application Programming Interface
→C言語とかDev-C++みたいな、プログラムみたいな感じに書いて操作するやつがAPI
{}で囲んで「"name" : 典義, "age" : 35,」みたいなあの感じ。

コマンドラインツール「cwebp、dwebp」で一斉変換する

上でチラッと触れたSquoosh CLIやlibSquooshなどもありますが、

それ以外にも、既存の画像を一斉に変換するコマンドラインツールがあります。

その中でも、よく目にするのがこれ↓↓↓

  • cwebp
  • dwebp
  • gif2webp

これらはどれもWebPの教科書『WebP > Guides(Google Developers)』で公開されてるツールなので、安心感は文句なしですよね。

それぞれの概要は、こんな感じ↓↓↓

<cwebp>
→画像ファイルをWebPファイルに圧縮・変換するコマンド。
PNG、JPEG、TIFF、WebP、生のY'CbCrサンプルを扱える。
ただしAnimated PNG と Animated WebPはダメ。

<dwebp>
→WebPファイルをPNG、PAM、PPM、PGMに解凍・変換するコマンド。
ただし、 Animated WebPには非対応。

<gif2webp>
→GIF画像をWebPに変換するコマンド。

以下にリンク貼っておきますので、必要な方は使ってみてください(^o^)/

WordPressプラグインを使ったWebP対応

自分のブログ・サイトをWordPressで構築している場合、WebP対応の最も簡単な方法が、、、

プラグインを使う方法

たとえば『Converter for Media』ならば、、、

  • JPGやPNG画像をアップロードすれば、自動でWebP形式に変換してくれる
  • 既存の画像も全て一括で変換してくれる
  • WebP対応ブラウザ、非対応ブラウザで画像の出しわけをしてくれる

ようです!

つまり、WebP導入したときに必要な手順を、まるっとやってくれるようで、、、すんごい便利ですよね!!

ただ、、、

  • なるべくプラグイン増やしたくない
  • 圧縮具合を画像ごとに、自分で細かく納得のいくように調整したい

という方には向きません。

とはいえ直感的に扱えるので、プラグインは楽チンなとこがいい!

他にも『EWWW Image Optimizer』『WebP Express』というプラグインもありますので、ご自分に合いそうなものを使いましょう!

WebP画像の配信振り分け方法

※この章、必要ない&興味ない方は、すっ飛ばしてください(^o^)/

WebP画像の振り分け配信、実際の振り分け方法は、この3つ↓↓↓

  • .htaccessでの振り分け
  • HTMLのpicture要素での振り分け
  • AkamaiのImage Managerなどで、ブラウザごとに最適な画像を自動生成&配信(いわゆるCDNによる、画像自動最適化配信)

ただしpicture要素は「全ての画像のHTMLに記述を追加しなきゃいけない」のでかなり手間がかかりますし、Akamaiはすごい便利だと思いますが、その分、かなりお金はかかるはず。なので、個人向けというよりは企業向けかと。。。(具体的な価格は、ちょっとわかりませんでしたが。)

なので一番現実的には「.htaccessでの振り分け」が手軽でいいと思います!

具体的なhtaccessへの記述内容は、自分のやりたいことによっても変わりますので、[webp 振り分け]などでググって、自分に合いそうなものを選びましょう。

もしくはプラグイン『EWWW Image Optimizer』で表示されるコードを.htaccessに記述するという手もあります。

方法は、プラグインインストール→有効化し、EWWW Image Optimizerの設定画面で「WebP変換」にチェックを入れると、WebP配信振り分けの際に必要な.htaccessに記述するコードが表示されます(^o^)/

このとき、「リライトルールを挿入する」をクリックすれば、コード(とちょっとした説明文)が、ブログ・サイトのサーバーの.htaccessに記述されます。

それが嫌な方は.htaccessに、コードをコピペしましょう。

※パソジユでは、WebP配信振り分けの利用も実験もしてないので、今はこのようなあっさりした内容にしてます。

具体的な記述方法を直接書かず、ごめんなさいm(_ _;)m

画像をリダイレクトする(画像からの流入が重要な場合)

完全に画像をWebPに置き換えるなら、リダイレクトした方が良さそうです!

ぼくがこう言う根拠と詳しい内容は、海外SEO情報ブログさんのこの記事『JPGからWebPに画像を置き換えるときリダイレクトは必要か?(海外SEO情報ブログ)』をご覧ください(^o^)/

いつもお世話になっており、本当にありがとうございます!

ただぼく的に、旧画像からWebP画像へのリダイレクトは、、、

画像からの流入が重要なブログ・サイトだけでいいかな

と思います。

判断基準はそれぞれのブログ・サイトごとにあるかとは思いますが、たとえば、、、

Search Consoleの「検索パフォーマンス」の画面で、、、

サチコ-検索パフォーマンス-検索タイプ選択

「検索タイプ」をクリックし、

サチコ-検索タイプ-webと画像比較

「比較」→「ウェブ 対 画像」にして、右下の「適用」クリックすると、、、

ウェブと画像の比率

こんな感じで「ウェブ」と「画像」の比較ができます。

ウェブが3万回クリックされてるときに、画像はたったの124回。

パソジユは元々「画像検索からの流入が必要!」とは考えてませんし、数字で見てもこの感じ(苦笑)

※いや、もちろん画像にalt属性記述したり、widthとheightを指定したりというSEO対策はしてますが、それと「画像検索からの流入が重要!」と考えるかどうかは、、、全く別の話。

よって、

パソジユにとって、画像(からの流入)は重要じゃない

と、判断します。

ただし、「画像からの流入は、うちのブログにとって重要!」「この画像を、このキーワードの画像検索結果で上位表示させたいんだ!」というような場合は、もちろん数字に関係なくリダイレクトした方がいいと思います。

まとめ:WebPを導入して、自分も読者も快適なWebライフを!

WebPの導入は、ブログ・サイト運営者自身にとっても読者様にとっても、win winな結果をもたらしてくれます。

ぼくらが積極的にWebPを導入し、ウェブの世界で使う画像のスタンダードを、そろそろWebPにしちゃいましょう!

パソジユでも順次WebP画像を増やしていく予定です。

その中で何か困ったことや「これもいいな」ってことがあれば、パソジユのWebP関連の記事に追記したり、新記事としてリリースしまっす(^o^)/

WebPの知見、どんどん増やしちゃえ☆

【ワクワクしないでいいの?】

今しているお仕事、それはあなたが一番やりたかったお仕事ですか?

生活するために、本当は関心も興味もない仕事を続ける、、、それって本当に楽しいです??

人生は一度キリで、巻き戻すことはできない。

ワクワクしないでいいの?

ぼくは、自分が一番ワクワクするものとして「ブログ」を選びました。

ブログって趣味でもできるし、仕事にもできるもの。

だから目標をしっかり見据えて試行錯誤を繰り返し、真面目に運営し続ければ、自分の資産になるものなんです。

パソジユには、こんな記事があります↓↓↓

  • ブログの始め方
  • ブログで使うWordPressの使い方
  • ブログに使うパソコン(主にMac)のこと
  • 「仕事辞めよ。。」「転職しよう!」と思った時に直面したこと
  • ブログ関係なく、何かの役に立つ雑記

まずはサイトマップから、各カテゴリーを見てみて下さい!

それか、このページのもう少し下の方(パソコンから見てる方は、画面右上のサイドバーのとこ)にあるタグから、より直感的に記事を探してみるのもあり!

あなたのお役に立てる記事、パソジユにあります(^o^)/

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